地を潤すもの (講談社文庫 そ 1-6)
地を潤すもの (講談社文庫 そ 1-6) / 感想・レビュー
マイマイ
主人公の気持ちと比例するように、後半で読み手の気持ちも盛り上がるように感じました。
2016/07/28
ゆう
シンガポールで刑死した弟の足跡をたどる兄が主人公。戦犯扱いされて裁判を受けて死んだ弟について調査するうち、冤罪だったことがわかる。戦中、市民の自宅に押し入り母親と娘を犯し、家族を惨殺した罪。真犯人が日本で生きていたことを知った主人公は、その男に会いに行くというお話。唐突な終わりかたに不満もありますが、ひりひりした緊張感、なかなかでした。
2009/11/26
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