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桃尻娘 (講談社文庫 は 5-1)

桃尻娘 (講談社文庫 は 5-1)

桃尻娘 (講談社文庫 は 5-1)

作家
橋本治
出版社
講談社
発売日
1981-09-01
ISBN
9784061317130
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桃尻娘 (講談社文庫 は 5-1) / 感想・レビュー

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耳クソ

表題作を読みながら涙が止まらなかった。最近涙もろくて困る。〈「ワーイ、オカマが女泣かしてやがんのォ」/“現実”が黄色い声出して歩いてる。野蛮人!/「ウルセエナア、くやしかったら泣かしてみなア! ねえ、榊原さん、みんな見てるよ」/分かったよォ、また言うんでしょ、モモジリって!〉(30頁)

2024/05/02

還暦院erk

実家で発掘、大昔に買って読んだはずなのに全忘却していたので実質初読。ああ若者言葉が古い(笑)。ABCDとかナウいとか。息子の同性愛を親が異常行動視して精神科受診ってのも昭和過ぎる。p230で「嫌悪療法」なるものが紹介されているがさすがにこれフィクションだよね。全体にテンポが良くて面白かったけれど、感情移入できない高校生だらけで…いやわたしも思春期のイライラやモヤモヤ、反発をかつてそれなりに経験しつつも、恋愛関連は秘めに秘めてたからねぇ同性への思慕も含めて。この子たち饒舌過ぎるよ。青春は寡黙であれかし。

2019/04/04

あなあき

15年振りくらいに読む。「死語」がたくさんあるし、ギャグも古いネタが多いけど「さすが」のひと言。ジャンル分けすると、間違いなく「純文学」だと思う。しかし、現代の読者には、そういう風に捉える人が少ないだろうなぁ。とりあえず、1冊抜けていたので全巻揃えてしまったのであったwww

2012/12/05

hf

2016年の夏前?くらいに阿倍野のスタンダードブックストア(2010年代に河出から出たソンタグの日記が置いてあった)のカフェで少し読んで放置。2019年5月にどこで読み終えたかは覚えてない。一つ目に入ってる、「桃尻娘」は3年前の夏に読んで、終わりかたとか神がかっていると思った。終わらせかた(海に行こうと思うに至るまで)の展開のさせかたが。醒井涼子さいこう

2019/05/03

乙郎さん

高校のころに。「あたしは絶対実用品になんかならないんだ」という思想にひかれた。

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