長崎ロシア遊女館 (講談社文庫 わ 1ー6)
長崎ロシア遊女館 (講談社文庫 わ 1ー6) / 感想・レビュー
本おや店主
面白かったしすごく伝わったけど、中々にグロかった…。最後の沃子誕生、妻がどないかなったらどうしよう、と思っていたら、案外良い終わり方でほんとに良かった。
2011/07/23
秋はeuglena
^_^
1977年から
1991年
さっと
医者もの×歴史小説といえば吉村昭・・いやいや、当のお医者さんだった渡辺さんも書いてます。表題作は、梅毒にまつわるお話。ロシア軍艦入港に際して長崎の稲佐に遊郭をつくることになったけれども、集められた遊女には梅毒検査が必須条件で・・。未知の医療を受け入れることの困難さ。これも「西洋」との激突の一面としてとらえると、おもしろい。ほか、医学的視点から「首斬り浅右衛門」一族の妙技を推理した「項の貌」、佐賀藩医師の天然痘との奮闘を描いた「かさぶた宗建」、一絵師の執念と狂気「腑分け絵師甚平秘聞」など5編収録の作品集。
2012/03/25
丰
Y-20
2002/11/26
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