あしなが (講談社の創作絵本)
あしなが (講談社の創作絵本) / 感想・レビュー
☆よいこ
「あしなが」は足も首もすらりと長くカッコイイ。あしながを見て、他ののら犬たちは近寄り難く、噂話ばかりしている。いわく、おやしきに住んでいるだろうとか、毎日ご馳走を食べているらしいとか。そのうちに、あしながはお高くとまっている、のら犬を馬鹿にしていると噂が広がり、果ては「子犬を誘拐して食べたらしい」という。だけど、のら犬のケンがあしながと喋ってみると、実は…。▽偏見や噂話で相手を決めつけてはいないか?ちゃんと自分で行動して、見て、考えることが大事。▽同じようなテーマでも皮肉無しで、こんないい話になる。
2019/09/23
Natsuki
誰かから聞いた話ではなく、自分の目で見たことを信じる。指先1つで簡単にたくさんの情報を集められる今の時代に、思い出したい大切なこと。噂話って、びっくりするくらい話がてんこ盛りになっていくことがある。「···まちじゅうの みーんなが いってる···」みんなって誰だ?
2021/05/02
ぱお
まめうし、たまごにいちゃん、へんしん○○・・・いつものあきやまさんを想像してページを開くと・・・・いい意味で裏切られました。真実は、いつも見やすい所にあるわけじゃないってこと、心に刻みます。
2014/07/27
パフちゃん@かのん変更
カッコよくてちょっと怖そうなあしなが。みんな敬遠していたが、本当は優しい野良犬だった。理解しあえてよかった。
2013/05/12
アクビちゃん@新潮部😻
【図書館】「はなかっぱ」や「へんしんトンネル」の作者です。なので、子どもたちに馴染み易い絵だと思います。初期の頃の絵本なので、今の作風と違い楽しいだけではなく、人(犬ですが)のことを見かけだけで判断してはダメですよーという少し教訓めいてます。読み聞かせで使用しましたが、小3に理解出来たかは謎です。
2016/07/11
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