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きつねつきの科学: そのとき何が起こっている (ブルーバックス 985)

きつねつきの科学: そのとき何が起こっている (ブルーバックス 985)

きつねつきの科学: そのとき何が起こっている (ブルーバックス 985)

作家
高橋紳吾
出版社
講談社
発売日
1993-09-01
ISBN
9784061329850
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きつねつきの科学: そのとき何が起こっている (ブルーバックス 985) / 感想・レビュー

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魚京童!

なんだろうね。憑かれたことないし、憑いたことないからわからないけど、すげー真面目に書かれてた。別の人になるっていうのがよくわからないけど、そういうこともあるのかもしれない。はっきり言って、離れすぎてわからないんだよね。見たことないし、感じたことがない。そういう感覚があるんだよって言われてもあるのかもしれないけど、感じることができてない。だからあくまでもふーんでしかない。それ以上を言えない。分からないことに関して、疑似体験できればいいんだけど、グーグルはまだそこまで言っていない。もう少し頑張ってほしい。

2019/10/21

中島直人

(図書館)きつねつきという現象を、日本の文化に基づく精神的な側面から解き明かす。オカルトものかと思ったが、すぐれて科学的な真面目な本だったら。面白く読めた。

2021/08/07

Moeko Matsuda

1993年の本なので、内容としてはだいぶ古いはずなのだか、いや、これは面白い!実際私が住んでいた地域には「きつねつき」というのがあって、子ども心に怖いような心惹かれるような印象を持ってきたし、実際近くの国立大学の先生が調査をしていたような記憶がある。精神医学はれっきとした科学でありながら、病態の理解には文化的な考察が欠かせない。そしてその文化は、同じ国の中であっても、その時代ごとに目まぐるしく変わっていく。あれから25年。憑くものとしての「きつね」は、まだ生き残っているのかな?

2019/07/25

kunugi

とてもちょうどいい時期にとてもちょうどいい本へ出会えた。嬉しい。精神医学の立場から憑きの病態・病理について考察する、ありふれていそうで実はあまり無い本。憑くもの・憑かれる人・診断する人に加えて「憑ける人」が揃わなければ憑きが成立しないかのように書いてある部分もあって気になったが、章のテーマに対する比喩を交えてのアプローチが上手くて最後まで飽きない。特に大胆かつ目新しかったのは、「自分憑き」という概念を提示したこと。個人主義の進んだこの時代、ついに憑く存在まで他者ではなくなりつつあるのか。うわあ。

2010/10/21

χ

精神的に追いつめられるとなる、憑くものは霊など時代と共に変わる。人格が簡単に変わることに恐ろしさを感じる。不思議のアリスの世界観がLSDを摂取したときと同じだと言う話は面白い

2013/12/04

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