KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

名探偵が多すぎる (講談社文庫 に 1-5)

名探偵が多すぎる (講談社文庫 に 1-5)

名探偵が多すぎる (講談社文庫 に 1-5)

作家
西村京太郎
出版社
講談社
発売日
1980-05-01
ISBN
9784061361614
amazonで購入する Kindle版を購入する

名探偵が多すぎる (講談社文庫 に 1-5) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kaizen@名古屋de朝活読書会

メグレとその夫人、クイーン、ポワロ、明智の名探偵と日本の警官に、ルパンと妻が登場する。 メグレ夫人の活躍に対して,ルパン夫人に対する対応が今一。 メグレ夫人はまるでミスマープルのようだったが、ルパン夫人に対する西村京太郎の思いが伝わらなかった。 それぞれの登場人物の描写はよく性格を捉えているが、 ルパン夫人だけはうまく捉えきれていないのかもしれない。

2014/05/26

オーウェン

明智家小五郎にクイーンにポワロにメグレ。 世界でも類を見ない名探偵や名刑事が一堂に会し、日本の別府を目指している航路の上でルパンの挑戦状を受ける。 パロディシリーズとはいえ、これだけの名前が揃うのは実にゴージャス。 そして明智といえばの、あの人も登場しルパンと共闘を組む。 これだけの人間を出しておきながら、別の人物が事件の真相を知っていたという解釈も面白い。 シリーズものらしく、他作品も見たくなる出来。

2023/08/03

セウテス

メグレ夫妻、ポアロ、クイーン、明智と四人の名探偵が、日本に揃う第二段です。明智探偵の別荘へ向かう船の中、同乗した宝石商の持つ宝石を巡り、怪盗ルパンと怪人二十面相から挑戦状が届きます。マァめちゃくちゃな設定のミステリーですが面白いです。細かい事を言えば、そりゃあ違和感はありますが、此だけの登場人物を使って、この完成度の作品を書いているのですから、お見事と言いたいです。本作品はネタばれする様な、会話や演出は無かったと思います。西村氏の、探偵たちへのそしてミステリーへの、並々ならぬ思いを感じる作品でした。

2014/08/01

へいっち(ت)♪

タイトル通り!名探偵が多すぎますw クイーン・ポアロ・メグレ・明智小五郎が同じ船に。そしてそれなりにお年を召した彼らに対決を挑むのはルパン!怪人二十面相もルパンを手伝い・・・すごいメンバー。刑事の吉牟田の存在も面白いしメグレ夫人の役割も重要ですね。

2015/01/28

あつひめ

図書館で西村京太郎さんの棚でらしくないタイトルがずっと気になっていてとうとう読んでしまった。2冊目とは知らなかったが、タイトルどおり名探偵が多すぎててんやわんや。誰が本当のことを見破っているの?誰を信じたらいいの?吉牟田うるさい!!とか勝手な思いを持ちながらなんとか最後まで読み切った。何度かやめようかと思ったくらい。でも、ルパンも怪人二十面相も出てるし、ここでやめたらもう読まないかもしれないし。メグレ夫人のクスクス笑いが最後をうまく締めくくっている気がする。

2024/06/08

感想・レビューをもっと見る