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二つの陰画 (講談社文庫 に 2-6)

二つの陰画 (講談社文庫 に 2-6)

二つの陰画 (講談社文庫 に 2-6)

作家
仁木悦子
出版社
講談社
発売日
1981-11-01
ISBN
9784061362154
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二つの陰画 (講談社文庫 に 2-6) / 感想・レビュー

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たか

ジャーナリストの夫とその妻(櫟夫婦)が探偵役。 仁木兄妹シリーズではないけど、温かみのあるユーモアに溢れたミステリとなっている。仁木悦子の密室論が興味深い。C評価

2017/12/13

Yu。

住人に疎まれてきた守銭奴のアパート経営者が何者かによって殺害された。。なぜ密室でなければならなかったのか‥ また莫大な遺産の相続人が赤の他人という不可解さは何を意図しているのか。。膨らむ疑念と多くの容疑者らが織り成す複雑な相関ドラマに切り込む同アパートの住人“櫟夫婦”とその友人らのユーモア含んだ捜査劇が読み手に笑みを浮かばせる。‥最初はどうして“仁木兄妹”ではないのかと思ったが夫婦の方が何かと都合の良いストーリーと納得。‥ちなみにこの夫婦、あの兄妹に負けず劣らずのくせ者なのだ(๑¯ω¯๑)

2016/12/08

kinshirinshi

仁木悦子さん十八番の、昭和半ばの世田谷を舞台にしたミステリ。祖師谷のアパートの大家が殺され、住人である櫟知子と健介(「コブつき」の若夫婦)が、近所の住人とともに真相解明に奮闘する。明朗快活な知子の性格は、仁木兄妹シリーズの悦子にそっくり。起こる事件はシリアスだが、主人公たちの気ままなおしゃべりと井戸端会議の延長のような聞き取り調査が楽しい。雰囲気が似ているミス・マープルものをまた読み返したくなる。

2023/03/25

みお

はじめて読む作家さん。少し昔の作品ですが、おもしろくてぐいぐい読みました。二転三転する後半もよかった!

2011/01/27

たなと

アパート経営者の老婆が殺された。高利貸で恨みを持つものも多いのでアパートに住む住人&親族も容疑者に。 仁木兄妹ではないけれど、ジャーナリストの夫とその妻が探偵役になって事件を追う姿が爽やか。妻のほうが有能でいろいろな情報を持って帰ってくるのが楽しい。

2014/07/01

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