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赤と白の賭け (講談社文庫 に 2-7)

赤と白の賭け (講談社文庫 に 2-7)

赤と白の賭け (講談社文庫 に 2-7)

作家
仁木悦子
出版社
講談社
発売日
1982-04-01
ISBN
9784061362307
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赤と白の賭け (講談社文庫 に 2-7) / 感想・レビュー

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Yu。

憎しみ以上に娘を想う親心‥「赤と白の賭け」。大切な人を救うべく立ち上がる子供達の活躍にほっこり「石段の家」「悪漢追跡せよ」。知らぬが仏‥それを知らぬは孫ばかり‥「幼い実」「黄色の誘惑」。お雛様に隠されていたメッセージの真相とは‥「ひなの首」。本格珈琲が好きなのにコーヒーカップを見ると嫌悪感を抱く記憶を失った男には一体何が‥「霧のむこうに」という七編の仁木ワールド。お気に入りは、二児の母となっても好奇心の虫は抑えられない悦子ママ活躍「ひなの首」。おかえり‥これからは二人仲良く、いや三人か‥「霧のむこうに」。

2018/05/09

kinshirinshi

仁木悦子さんの短編を七編収録。隙間時間にさらりと読めた。軽めの文体で、時には無邪気な子供や明るい仁木悦子を語り手にしながらも、人間の身勝手さをハードボイルドに描き出していく。それでも根底には仁木さんらしいヒューマニズムが感じられて、安心して読んでいられた。「赤電話」に「電話帳」、子供のおやつは「茶箪笥の中」ーー昭和の小道具がなつかしい。

2023/01/25

エターナル

短編集、最後の霧のむこうに、が良かった。 コーヒーカップを買ってきた男の優しさが良かった。

2023/10/21

ぷりけ

図書館で借りた時にあまりにも本が古すぎてギョッとした・・・。7つの短編集。どれも面白かった!「赤と白の賭け」は最後がかわいそうだった。「ひなの首」での紙切れも、思惑通りだったけど最後笑った。「幼い実」はいろいろ伏線があって面白かった。「悪かん追跡ごっこ」は遊び事体がおもしろそう。ヘンデルとグレーテルのパンくずみたいだと思った。「霧のむこう」は最後トミ子と幸せになれそうでよかった♪

2012/05/14

kanamori

☆☆★

2010/10/18

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