ドリトル先生航海記 (講談社文庫 ろ 1-1)
ドリトル先生航海記 (講談社文庫 ろ 1-1) / 感想・レビュー
Dai(ダイ)
同じ内容の本であっても、訳者が変わると丸っきり印象が変わってしまうという良い例。ロフティングいわく「児童文学は面白くなくてはいけない。~しかし、面白く書こうとして、子供たちの歓心を買ったり、こびたりすることは固く慎まなくてはならぬ。敏感な子供は、すぐにそれに気がつくものである。おとなでも、それには気を悪くする」。前回読んだ新訳版の訳者はこの言葉をどう受け止めて書いたのだろうか。
2017/11/13
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