ムーミン谷の十一月 (講談社文庫 や 16-8)
ムーミン谷の十一月 (講談社文庫 や 16-8) / 感想・レビュー
takaC
シリーズ必読の一冊なんだよな、これが。表紙の絵を見て受ける印象そのままのストーリー。
2013/11/23
ともとも
いろいろな登場人物が、自分のペースを保ちながらも ムーミン谷という舞台で、お互いを思いやりながらも不器用で 一生懸命に生きている。 適度なスピードや温度感が、ゆったりとした感覚、どこか奥深く、 さらには温もりをも感じさせながらも、冒険心をかきたてたり・・・ 人にとって大切な何かを痛感しながらも、どこか癒されてしまう1冊でした。
2016/10/23
にゃんころ
決して楽しい話では無いんですが、なぜかふと読み返したくなる1冊です。中盤くらいまではみんな自分勝手に思い悩んでばっかりで、読んでいても愉快では無いです。でも、学生の頃に読んだ時より、何か感じる事が多い気がします。個人的にはフィリフヨンカの話が好き。あと、影絵とラストかな。この作品のヘムレンさんは、自分の周囲にも同じような人がいるので、なんか好きになれない(^^;
2011/05/18
日々珠
思えば初めて読んだ、高校時代には十分の一くらいしか分かってなかったな。そして今回も三割くらいか。暗闇に立ち尽くすフィリフヨンカに文学を感じる。
2014/12/05
翡翠
3読目。毎年11月の恒例読書。誰もが、自分がせずにはいられないことをして生きれば、心に他のことが入り込む隙間もなくて、満たされてイキイキできるのかな。ムーミン達は出てこないけれど、ムーミンやムーミンパパ、ムーミンママがどんなに素敵か読む度に恋しくなる。
2021/11/28
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