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武器としての決断思考 (星海社新書 1)

武器としての決断思考 (星海社新書 1)

武器としての決断思考 (星海社新書 1)

作家
瀧本哲史
出版社
星海社
発売日
2011-09-22
ISBN
9784061385016
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武器としての決断思考 (星海社新書 1) / 感想・レビュー

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鉄之助

昨年、惜しまれながら47歳で亡くなった瀧本哲史さんの、単独著作のデビュー本を読んでみた。「結論を出す」議論の進め方の極意、がちりばめられた、熱い1冊だった。「ブレないこと」自体に価値は無い。とか、意思決定が歪む3条件など、ハッとさせられるフレーズに満ちていた。他人から本音を引き出す、インタビューのコツも面白い。「ナメられたもん勝ち」で相手をいかに油断させるかの具体例が、大いに参考に。「決断思考という”武器”を持った君たちが、未来を作る」。まるで、デビュー作にして遺言のよう。若者だけでなく、多くの人に勇気を

2024/04/18

やすらぎ

世の中は刻一刻と変化しているから思考の柔軟性が重要。プレない生き方は思考停止ともいえる。情報はもっともらしく流れてくる。疑問に思ったらまずは、何でそう思うの?と聞いてみること。誰が言ったかではなく何を言ったのか、話の本意を捉えること。悪い面より善い面の割合が多くても、思考は無意識に悪い面を見てしまう。何かを決断する際、相手に対して否定的な負の感情はいらない。主張を受け止め冷静に反論すればいい。話し合いは解決策を探しているのであって打ち負かす目的ではない。そこで出た答えは正解ではなく現時点での最善解である。

2022/05/26

mitei

ディベート思考の大切さを著した一冊。中々そう考えることが大事だとわかってても難しいなぁ。あとこの出版社、最近創刊されたらしいけどちょっと落書きのようなフォントが目立って苦手でした。

2011/11/20

みゃーこ

「武器として使うディベート、読書は格闘技」。とりあえずノートを片手に自分の課題と状況に置き換えてみて格闘してみた。理論を組立て、反論、賛否両論の意見とメリットデメリットの検証、推論、根拠。格闘ノートは明日すぐにでも役立つと思う。交渉を会話だと勘違いしていた自分のような人間にはもってこいの本で感動した。価値観の対立が起こった時に感情的に脊髄反射的コミュニケーションでぐしゃぐしゃの話し合いになって人間関係台無しにする前にこの一冊だ。他人の思惑に従わないと生きられない人間になる前にもこの一冊だ。

2012/08/13

ひろき@巨人の肩

ディベート思考に基づく意思決定方法。クリティカル・シンキングを身につけ、大きな目標をロジックツリーにより分解し「具体的な行動を取るべきか、否か」という論題に落とし込むことが第一歩。次に脳内ディベート。賛成側・反対側の視点から、メリット・デメリットを提示して、それぞれ反論を立て検証。判定は生き残ったメリット・デメリットを「質x量x確率」で比較。最後に「今の最善解」として主観で決める。「知識・判断・行動」を積み重ねて、間違っていたら「修正」する。ブレる生き方で良い。情報聴取では逆とりと舐められることが大事。

2021/09/28

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