ディズニープリンセスと幸せの法則 (星海社新書 58)
ディズニープリンセスと幸せの法則 (星海社新書 58) / 感想・レビュー
のえる
アナと雪の女王を中心に歴代のディズニープリンセス作品が夢や幸せをどのように描いたのか、原作との対比や三度の反復、台詞や劇中歌に着目する等ストーリー分析された本書。ネタバレ全開。 所謂ディズニーの「お約束」を3種に分け、1.0は初期作品の白雪姫,シンデレラ,眠れる森の美女。2.0はリトルマーメイド,美女と野獣,アラジン。これらに更新のビジョンを示した作品としてシュレックseries,トイストーリーseries。そして3.0のアナと雪の女王。 再読だが、指摘する内容がユニークでまた楽しませてもらった。
2020/12/15
aki
おもしろい。ディズニープリンセスのフィクションの世界×ノンフィクションの実世界との対比。これをもとに、これからどんどん出てくるであろうディズニー作品を見ると、また、違った見方をができるのだろう。…あ、アナ雪見なきゃ!(見たことないので…)
2015/04/26
サイバーパンツ
プリンセスと王子様は勝手に結ばれるディズニーコード1.0から、プリンセスが自発的に夢を掴みに行く2.0。ピクサーという外部から、悪は悪だから倒す、とそんな単純思考でいいのか?と批判を浴びるディズニー暗黒期。プリンセスの欲求が恋から自由へシフトし、ヴィランや異形の者、呪われし者も受け入れる=多様性を認める3.0。という荻上ディズニー史観は結構的確で面白い。最近なんか、ヴィランとプリンセスが「良い子も悪い子も関係ないのよ」的なことを歌いながら、踊ってるけど、ディズニーはこれ以上どう進化するんでしょうね。
2016/09/20
ばんぶー
かなり読みやすいというか、正味2時間弱で読み終えた。なんというか、ワンパターンというか、初めは分析が凄いなとも思いましたが、う~ん、残らないかな(笑)
2015/08/07
煮卵
まず初めに、こんなに誤字が多い本は初めて読んだ。編集仕事しろ!!チキチキの本はこれで二冊目だけど前回読んだウェブ炎上と比べるとかなり読みやすくてサクサクと楽しめた。アナ雪は私にとっては、近年のディズニーアニメの王道のいい方、という程度に普通に楽しんだのだけど公開から時間が経つにつれ批判的な意見も出たり論争が巻き起こる中、批判的な意見はどれも的外れに感じられ特別好きな映画というわけでもなかったアナ雪を擁護したくなるうちに言いたいことがどんどん溜まっていった、それら全てはこの本が言ってくれてたと思う。
2015/06/02
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