星海社カレンダー小説 2012 上 (星海社FICTIONS セ 1-1)
星海社カレンダー小説 2012 上 (星海社FICTIONS セ 1-1) / 感想・レビュー
ぐっち
1作目の十文字青さんの小説、最初はいけすかない主役だと思ってたけど、最後泣いてしまった。猫ネタには弱いです。4話目の佐藤友哉さん…「星の海にむけての夜想曲」…出版社名にかけた話ですね。この話を含む単行本も既に買っていたのでちょいがっかり。それにしても、主役はダメ男子しばりなのですかね?このシリーズ。巻末の「星海社FICTIONS 3つの特徴」が業界っぽ過ぎて面白かった。ブルーリボンのしおりひもは素敵ですね。
2012/10/14
二藍
『森川空のルール 番外編』は本編の方を読んでみたくなるような内容だった。主人公くんの真面目で嫌みのない性格が魅力なんだけど、早坂さんはなんだか報われなさそうで気の毒……。『ならないリプレイ』はすごく嫌悪感を覚える部分もあるんだけど、三人に一人が敵だというNちゃんとカイトを揚げる回想はきらきらしてて好きだった。『星の海に向けての夜想曲』は空もなく太陽も月も星もないというその理由の突飛さに仰天。夢があって、でもだからこそ絶望的で、それでもなおあきらめない江波ちゃんがまぶしい。
2014/01/31
でーたべーす
十文字青の私の猫が突き抜けていい出来。
2012/07/20
もふり
初めて読む作家ばかりだったのでお試し気分で読んでみた。記念日にちなんだテーマで、という試みとしてはどの作品も面白く、文体やエピソードの好みで言えば後半2作が良かった。2作とも、女子高生のピュアな感じに心温まる。また本自体の装丁について解説が載っているのも面白い試みだと思った。
2012/09/27
にま
読了。カレンダー小説という名の通り一年間の様々な『記念日』をテーマに多くの作家さんが書く短篇集、上巻。気になったのはミタヒツヒトさんの『森川空のルール 番外編』かな。本編が気になる。でも短編としてはまとまってたので良かった。ずっと気になっていた佐藤友哉さんの作品は初見だったけどこれは他の作品にも手を伸ばさなくては。弟に借りよう。下巻へ。
2012/11/03
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