ダイアログ・イン・ザ・ダーク(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)
ダイアログ・イン・ザ・ダーク(星海社朗読館) (星海社FICTIONS) / 感想・レビュー
メルル
彼女は誰を…?そして彼も…。ライムや煙草の香りがとても効果的。死と隣り合わせで常に暗闇の中。そんな中で愛だと言えるのか。この気持ちは一生知りたくない。
2016/02/01
むつぞー
兄弟らしき二人の男に誘拐され、両目をくりぬかれた少女。監禁者と被監禁者の朗読CD付き物語。今回は黒乙一、物語は黒系でありながら切なさもあります。絵も美しく朗読もいいのだけど、でもちょっといいお値段なのがネック。この際朗読CD無しの廉価版というか文庫版が欲しいなぁ。
2012/12/08
YUNA♡
久々の黒乙一作品。やっぱりホラーとはちょっと違った恐怖があってそれがまた面白い。自分にひどいことをする犯人に少しでも好意を寄せてしまう。そんなことあるのだろうかと思う反面、実際はあるんだろうななんて思った。依存してしまう関係ってこわいなって思った。
2015/11/27
Mimi Ichinohe
怖~い!さすが乙一。こんなに怖い話なのに、何をもってこの壊れそうな綺麗なものをかもしだしているのか。文中に挟まれるお話が『銀河鉄道の夜』なのも秀逸!くるくるとコペルニクス的転換がおこり、女の子の5本指手袋を思う。
2019/05/22
さすらい
絵本の世界のような感覚に酔いました。読者にある程度のヒントを与えながら、あやふやな余韻を残し、それでも選択肢を持たせてくれる。今回も余韻にすっかり酔わされてしまいました。実際にコロナビールのライムの香りに酔ってしまったのかも。
2013/01/25
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