RPF レッドドラゴン 3 第三夜 妖剣乱舞 (星海社FICTIONS サ 1-4)
RPF レッドドラゴン 3 第三夜 妖剣乱舞 (星海社FICTIONS サ 1-4) / 感想・レビュー
アイゼナハ@灯れ松明の火
これはまさに、タイトルの通り(笑)なぜここで!? と思ったけれど、FMですら予想できない展開を読者が予想できるはずもなく…参加メンバー全てが物語を造りあげる、RPFならではの醍醐味ですね。アドリブなはずの戦闘シーンなのに盛り上がったのはさすが。しかし実は、銃爪となったスアローと婁の会話の方に鳥肌が立っていたりして。これまで婁がスアローの天敵なんだと思ってたけど、逆だったのかもねぇ。天然で婁をその欲望の解放へと向かわせる手腕に脱帽です…意識してるんだったら大したものなんだけどね(笑)
2012/12/15
masa
第三夜、衝撃な展開となり、思わず「いやーー!!」と声にならない悲鳴を上げてしまう!正に序破急の破に突入したことを突き付けられた展開…。ここまで旅や出来事を経て、少し結ばれつつあった混成調査隊(チーム)の絆に決裂の時が来る。それぞれの思惑を抱え、プレイヤーの行動はどんな結末へと誘うのか?革命軍の王になる決意をした忌ブキは何を選び、彼に忠誠を誓うエィハの想いと、中立を護る禍グラバはどう絡み、〈黒の竜〉の使命と呪いを抱えるスアローの行動と、愛剣・七殺天凌の為だけに存在する婁の心内はー。どうなる!?次巻も期待!
2014/05/11
ちゃか
FMの「やばい!(中略)・・・・・・このセッションはどこに行くんだ(笑)」の下りが面白かったです。PLたちの思惑がFMの思惑を超えて、波乱を巻き起こしていく感じがいいですね。婁さん、おっかないけど、格好いいわ……途中のイラストが、すごかった……あちこちで、それぞれの気持ちを研いでいるようで、今後の展開が楽しみですね。巻末の新聞とか、QRコードとか、単なる書籍で収まらない工夫がされてるのがWEBで知っていても、楽しめるところかと。初版乱丁でちょっとばたついてるようですが、面白さに変わりはなし。
2012/12/14
シャル
はじまりの終わり、終わりのはじまり。間違いなくそうなるであろうと予想された事態は思ったよりも早くそのときを迎えることになった。婁という異物を刺激し、事態を加速させたのは、スアローというもう一つの異物である。このあたりの流れは、虚淵玄と奈須きのこのキャラクター造形やプレイのスタンスの違いが物語そのものを変容させていった、まさに人間対人間のTRPGだからこその展開だろう。折り返し地点にしてこれなのだから、この先一体どうなるのか……。小説的予定調和も対人的妥協もない、未知なるフィクションの展開が楽しみ。
2013/01/07
シュエパイ
そのうちやるだろうと思ってたら、ついにあの御方がやらかした・・・!Σ( ̄□ ̄;) イラストもふくめ、凶悪な(笑) きっとプレイヤ同士で正面対決も厭わなそうな空気の中、年少組は年少組で徐々に嵐に身を投じる構えを見せそうな・・・。何げにパワーアップしたキモカワイイわんこが、何となくいとおしい気がしてきましたよ。最後に、あの落丁は酷いw豪快にやらかしたなぁ(笑)
2012/12/31
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