大坂将星伝 上 (星海社FICTIONS ニ 3-1)
大坂将星伝 上 (星海社FICTIONS ニ 3-1) / 感想・レビュー
ぱちお
立花宗茂、長宗我部元親、後藤又兵衛など癖のある武将がいっぱい出てくる。本能寺から九州平定まで。一気読み。真田は有名だが、毛利勝永はしらなかった。この人でドラマを作ればよかったのに。
2016/04/29
maito/まいと
冒頭の映画のようなアバンタイトル構成に度肝を抜かれた!これで一気にこの物語に引き込まれていく。新鋭・星海社の斬新な構成に、本の可能性を感じる1冊。物語は主人公・毛利勝永とその父を軸に、戦国時代末期から大坂の陣の中で、情熱と信念を持って生き抜いた漢たちの生き様を描いていくようだ。仁木さん本は初めてだが、硬くもなく簡易でもない、場欄の良い筆使いで肩肘張らず読めるなあ。次巻予告も、フォントを大胆にかえてこれまた映画やドラマのワンシーンのようだ。カッコいい!
2013/01/17
スー
毛利勝永が森太郎兵衛と名乗っていた五歳から始まります。石合戦で倒した相手は年上の黒田長政、それから山崎の戦いを見に行こうと誘われ一緒に行ったのが後藤又兵衛次に出会うのは明石全登、長宗我部元親信親盛親親子、丸目長恵、立花宗茂、鍋島直茂、黒田官兵衛、石田三成。彼等に合い九州での戦いでは長宗我部信親の側で戦い成長していく。仙石秀久以外は気持ちの良い人ばかりで珍しく石田三成も豊臣家を磐石にしようと重圧に耐える好青年に描かれている。吉川広家がちょっと痛い感じで登場するので関ヶ原での書かれ方が見えた気がします。
2017/01/08
なつきネコ@中の人だよ!
マイナーながら、一説には大阪夏の陣で一番に活躍した武将と言われる毛利勝永。時代小説でも難しいのに、まさかに星海社で読めるとは。さらに本の中身もストーリーも面白くて作りこまれており、下手に時代を追うだけの歴史小説より面白い。さらに文章も時代小説とラノベの中間あたりの読み安さ。幼い勝永からの視点が上手くいっていて、数多くの戦国武将達が輝いたり、現実感を持って見える。特に元親の持つ、子供へのぼやきとか子供が死んだ時の慟哭などは親ってこんな感じなんだなと思わせてくれた。さらに嫁さんのおわんが、ロリな中二的な小悪魔
2015/01/28
ひろ
今年一発目、というか年越し。ちょっと読みづらいんだよなぁ…。 森太郎兵衛(毛利勝永)5歳(本能寺の変後)~10歳まで。後藤又兵衛のハチャメチャについて行っちゃう幼児。数々の武将との縁、行動力、こんな少年スゴすぎるでしょう。 次巻へと続く
2020/01/05
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