KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

大坂将星伝 下 (星海社FICTIONS ニ 3-3)

大坂将星伝 下 (星海社FICTIONS ニ 3-3)

大坂将星伝 下 (星海社FICTIONS ニ 3-3)

作家
仁木英之
山田章博
出版社
星海社
発売日
2013-03-01
ISBN
9784061388574
amazonで購入する

大坂将星伝 下 (星海社FICTIONS ニ 3-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

スー

結果を知っているのにもかかわらず最後の大一番に命を賭ける男達の想いに熱くなりました。豊臣秀吉の志を石田三成が受け継ぎ、其を毛利勝永が受け継ぎ、実現の為に大阪城に参じる。後藤又兵衛、真田信繁、長宗我部盛親、明石全登と作戦を練るも城内で対立と淀殿の横槍で纏まらず積極策は却下され籠城戦へ。真田の奮戦虚しく和議になりそして再戦。又兵衛は道明寺で戦死し最後の戦いへ突入。信繁は家康の本陣目指して突撃するも見失い勝永も家康を見るも逃げら大阪城は落城。しかし、勝永の志は長州毛利家に受け継がれていく。

2017/02/05

ひろ

次男誕生と最愛の妻おあんの死。父・吉成の死。  安穏と暮らしながらも奥底に眠る志…そして大坂の陣へと突き進んでゆく。 後藤又兵衛・真田信繁・長宗我部元親、最後まで従う利光統久、絶義におたま。皆の本意・義の通し方は様々。又兵衛と元親が格好良く感じた本作品。  夏の陣の活路を切りひらいて猛攻する様はとても良かった。 

2020/01/19

なつきネコ@中の人だよ!

いや、熱く盛り上がった。この作者は武人の心をよくわかっている。本多忠朝の会話、今福の戦いの叉兵衛と重成のやり取り話がカッコイイ。大阪の陣に出てくる名将達が鮮やかに浮かぶようだ。盛親のコンプレックスや乗り越えた想いがわかる。勝永の一途さとか、読んでいて、どれだけ手に汗握ったか。マイナーて大きな戦いの端役でしかなかった毛利勝永を書ききった事に驚いた。

2015/03/23

らいおねる

歴史、戦国時代好きなら誰もが通る道。大坂の陣でまずは真田信繁(幸村)凄かった→毛利勝永も凄いぞ!けれど、勝永の前半生は詳しく知らなかったのでこの本で詳しく知れたことに知識欲が満たされました。大坂の陣に入った武将、特に浪人からの5人衆は全員波瀾に満ちたけど深い人生歩んでて魅力的です。一世一代の舞台、本当に熱いです。

2021/02/17

虹色魚礁

★★★☆☆大にして広き国と小にして厚き国◇勝永が、夏の陣で、立花宗茂と対峙し、家康を追い詰めるシーンは盛り上がった。この大にして広き国の志が、時を経て、討幕、明治維新、富国強兵への布石となっているということかな?もう少し、勝永たちの心の機微を、じっくりと味わいたかった気もします。

2016/08/02

感想・レビューをもっと見る