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サクラカグラ 1 (星海社FICTIONS ヒ 1-1)

サクラカグラ 1 (星海社FICTIONS ヒ 1-1)

サクラカグラ 1 (星海社FICTIONS ヒ 1-1)

作家
久弥 直樹
岸田メル
出版社
星海社
発売日
2014-05-16
ISBN
9784061388963
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サクラカグラ 1 (星海社FICTIONS ヒ 1-1) / 感想・レビュー

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よっち

「僕が誰に殺されたのか知りたい」というこの世に存在しない少年に遭遇してしまった此花が、迷いながらも一緒に探し始めるところから始まる学園ミステリー。最初はそんな二人が謎を解き明かしていくミステリーものなのかと思って読んでたんですが、物語後半部分を占めた「リンネカグラ」はそれまでの流れとは全く異質にも感じられる物語で、それが最終的にひとつに繋がり、そして明かされた衝撃の事実にはものの見事にやられました(苦笑)エピローグに現れた人物もいかにもな展開で、以降の駆け引きが面白いことになりそうです。次巻も楽しみです。

2014/07/26

異世界西郷さん

最初は読む気は無かったんですけどもね。著者が久弥直樹と知ったとたんに手のひらをクルッとひっくり返してしまいました。面白かったです。岸田メルが描く女の子たちも実に可愛らしかったです。p82ページあたりの描写のおかげで「リンネカグラ」は最後の最後までオチに気づきませんでした。「ぼく」なんて言うから甘酸っぱい恋物語を想像していたんですけどもね。この終わり方は意外でした。2巻も出るみたいなのでそちらも読みたいです。

2014/07/24

まりも

名前だけは知ってる久弥さんの作品という事で購入。舞台説明としては十分な出来ですね。謎の提示をするコノハナ編から急にバトルありのリンネ編とテイストの違う2つの話をどう持っていくのかと思ったらまさかのオチには驚きました。犯人があの人物だとは思わなかった。普通の学園生活に潜む存在が今後どう影響を与えていくのか先が非常に気になります。今後もこの緊張感が続いていくのかな?

2014/05/27

藤崎

懐かしい名前に惹かれて作者買い。序盤はゲームライター出身者の悪い部分が出ちゃったような展開のまどろっこしさと、特に真新しさを感じない内容で正直油断してましたが、断章挟んで大回転。二転三転する最後まで気の抜けない展開に翻弄されつつ御見それしましたと五体投地しつつ気づけばどっぷり引き込まれました。続き物ですが1巻でしっかり謎を残しつつちゃんと区切りもついていて綺麗にまとまっていたのもポイント高い。総合的に、高い筆力と緻密に練り上げられた構成が揃って、終わってみれば流石の一言と言った所で、次回も非常に楽しみです

2014/05/18

alleine05

正直なところ中盤あたりまでは微妙だった。扱っている題材やストーリー展開がおもいっきり『ONE』や『Kanon』のネタの流用といった印象で、はじめのうちこそなつかしく感じられたもののあまりにそのまま過ぎて退屈になってきて、いっそ途中からは読みとばしてしまおうかとも思ったほどだったけど、終盤の展開が意外性があって良かった。これは続きが気になるわ。次巻はまた新しい登場人物が出てくるのか、それとも今回は脇役だっただれかがメインになるのか、それともストレートに此花を中心に話を進めるのか、いずれにせよ期待。

2014/06/07

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