きみを守るためにぼくは夢をみる(2) (星海社文庫 シ 1-2)
きみを守るためにぼくは夢をみる(2) (星海社文庫 シ 1-2) / 感想・レビュー
coco夏ko10角
主人公・朔が中学生になってからのお話。共感覚を持つ塔太と友人になったり、〈もしも〉の魔法が使える月読宮雨花が隣人・クラスメイトになったり、家族に色々あったり……。最後はびっくりしたけど、全4巻のうちの2巻なので、今後また展開が……!なのかな?
2014/04/29
ともつま
★★★☆☆相変わらず鼻につく文章が古臭過ぎて一周回って新しい?最前線というか早過ぎて最後尾の後ろにつけてる感じ。なんか登場人物みな女々しいし主人公マンモーニだし最後は中2病だし、あんまり男書くの上手く無いのかなーと思うけど、子供意識してるからか本当にあっさりすらっと読めるのは凄い。慣れればこの繊細な描写も『こういうもの』として楽しめるしまぁアリなんだと思う。
2012/05/04
かー
1巻から引き続き一気読み。勝手に2巻で完結だと思っていたのでまさかの続くで驚きました(笑)最後の展開には驚きすぎて、朔が何を考えているのやら・・・砂緒ちゃんが切なくてたまらなかったです。そして、塔太のまだ明かされていない秘密も物凄い気になります。3巻は来年の春ということで、待ち遠しすぎます。
2011/11/28
参謀
続編は1巻が発売されてからだいぶ後に発行されたみたいですね。自分がこの作品を知ったのは文庫からですが。7年遅れで再び自分の人生を歩み進めた朔。砂緒と離れ離れになるも、彼女への思いを抱きながら、大人へなるために中学校へ進学します。早々に苺がフェードアウトしたのはちょっとびっくりしました。その代わりに「もしも」の魔法が使える雨花が転校してきます。場所も年齢も離れ離れな朔も砂緒もお互いに好きでいることを信じられなくなり、心の動揺が生まれます。それぞれ別れを切り出しますが、ああいう展開になるとは…
2014/06/28
三枝
思春期という迷いの森を彷徨う朔。遠く離れた場所で過ごすせいなのか砂緒とは思いがすれ違うばかり…、子どもの気持ちを維持させる辛さ、大人になっても気持ち自体は大人にはなれない現実、過去を切り捨てられず魔法を信じる稚拙な誤魔化し。少年から大人へと成長するなかでの葛藤、戸惑い。 1巻に比べると信頼している大人の存在がが随分弱く、小さく描かれていて人間味溢れる話が大半だった気がします。
2015/01/19
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