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しずるさんと偏屈な死者たち (星海社文庫 カ 2-4)

しずるさんと偏屈な死者たち (星海社文庫 カ 2-4)

しずるさんと偏屈な死者たち (星海社文庫 カ 2-4)

作家
上遠野浩平
国道12号
出版社
星海社
発売日
2013-07-11
ISBN
9784061389519
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ジャンル

しずるさんと偏屈な死者たち (星海社文庫 カ 2-4) / 感想・レビュー

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Yobata

よーちゃんが会いに行く難病で入院しているしずるさんはよーちゃんが持ち込む資料だけで事件を解決する頭脳の持ち主。その中でも猟奇的な難事件が好みと変わった性格で…。しずるさんミステリ第一弾。入院中のベットの上という安楽椅子探偵形式のミステリ短編で唐傘小僧,宇宙怪物,幽霊犬,吊られた男の4編。UMA的な不可思議なものを題材にした事件だけど実際は人間の手で行われてるという形で、人間が一番恐ろしいなと思わなくもないが解決編がしっかりと描かれてないので曖昧にぼかしてある感じ。でも実際は事件と関わる事なんかないので→

2015/05/11

シュエパイ

あ、わーい、新装版だ!唐傘小僧の死の真相が、その間際の想いが、しずるさんの内面を深く暗く現していて、怖くて好きだなぁ。そして、物言わぬ道化師に送られた一通のメールが、爽快で素敵。きっと一生、怯えながら生きていかなくちゃね♪

2013/07/20

半熟タマゴ

しずるさんは入院してるから部屋から一歩も出ないのだけれど、よーちゃんから話を聞いただけで事件を解決するという安楽椅子探偵なミステリー作品。1話完結型で気軽に読めて楽しかった。しずるさんとよーちゃんがどうやって出会ったのか気になるからそのうち明かされるといいな。

2013/09/19

可愛くて面白い安楽椅子探偵もの。よーちゃんが情報をしいれてきた事件の謎をしずるさんが解く……というのが繰り返される。読みやすいし好きなのだが、少女二人の関係性も二人の正体(特によーちゃんの正体が気になる)もよくわからない。年齢も立場も。これは続きを読めばわかるのだろうか。今はまだ謎だらけである。

2013/08/17

シナモン

正体不明の病気により入院している“しずるさん”と、いつもお見舞いに来る“よーちゃん”。“よーちゃん”が話す世の中で起こった奇怪で不思議な事件を“しずるさん”は病室に居ながら次々と解明するのだった。これは、世界の“ごまかし”を許容できない少女と、そんな彼女を支える少女の物語。短編4本を収録したシリーズ1作目。お気に入りは第1作目の「しずるさんと唐傘小僧」です。

2014/02/07

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