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プラトニックチェーン(下) (星海社文庫 ワ 1-9)

プラトニックチェーン(下) (星海社文庫 ワ 1-9)

プラトニックチェーン(下) (星海社文庫 ワ 1-9)

作家
渡辺浩弐
岡崎武士
出版社
星海社
発売日
2015-07-10
ISBN
9784061389915
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プラトニックチェーン(下) (星海社文庫 ワ 1-9) / 感想・レビュー

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寝覚の朔

いつか自分の遺伝子情報のすべてが、記憶や行動のすべてが、思考パターンや性格情報が、まるごとデータ化され、いつでも再現出来るようになったなら……今ここにいる自分は消えても差し支えてないのかもしれない。いや、あるいはデータとして永久に残ってしまうから、消えたくても消えられなくなるのか? 一見、ライトなショートストーリーながら、現代の技術も架空の世界に迫りつつある今を思い、ゾッとしたり、ドキドキしたりするお話の連続でした。

2015/11/24

灰猫

色々なデータを保存、検索できるプラトニックチェーンの話。 メタネタもある。 ここまで、色々な人物をかけるのはすごいと思う。 ホラー系が多いが、軽いノリで、読めるのがいい。 10年後は、人が仮想世界で住めるようになっているかもと思わせる。

2015/10/30

Ency [L-N]

上巻に続き下巻も読了。雨降った時にいつも思い出す「好感度」の話は此方だった。無数の監視カメラによる膨大な映像記録・画像検索・顔認証サーチ等々、技術に基づく設定を根幹に据えつつ、こういうオカルト気味な話も交えてくるんだよねぇ。ゲームキッズシリーズもそんなカンジだったが。上巻後半で発揮されていたあの雰囲気から、また明るめ方向に引き戻ったなとか思ったら、そんな事はなかったぜ! 今巻は割と早い段階からいつものアレ。色恋沙汰に一喜一憂、「プラトニックチェーン」を利用して騒がしい女子達の話とか、期待してはいけない…!

2015/09/05

さあささん

下巻。/世界の全てを検索できるプラトニックチェーンは、この情報社会の怖さを教えてくれますね。/下巻で印象に残ってる話しはスプレイプレイと英雄たち、謎の大殺戮ですかね。/ゲームキッズより話の枠が狭くて、その分面白い話と微妙な話の振れ幅が大きかった印象です。やっぱりエッジを効かせた毒のある話の方が持ち味が出ます。白より黒、です。

2015/08/27

くろう

バーチャルとリアルの狭間から、プラトニックチェーンは今日もあなたの望みを叶えてくれる。人間の望みというのはどーしょもない、しょーもないもんばっかだな。でもプラトニックチェーンをそれぞれが有効に使っているんだから凄い。下巻は死角が多かったような。だがしかし。ほんとに、そう遠くない内に、プラトニックチェーンのような技術が出来上がってしまうんじゃないかと怖くなった。

2015/08/17

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