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ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS ト 2-2)

ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS ト 2-2)

ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS ト 2-2)

作家
筒城 灯士郎
いとうのいぢ
出版社
星海社
発売日
2017-03-16
ISBN
9784061399655
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ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS ト 2-2) / 感想・レビュー

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徒花

うぅぅぅぅうん。悪くない。すごくセンスを感じる。ただ、後半になってちょっといろいろなものを一気に詰め込みすぎたんじゃないかな……という気がしないでもない。とくに、ロッサがレイプされちゃうシーンなんかは変にシリアスでエロすぎるので、なんかちょっとここだけ違う感じがした。とはいえ、終盤になってメタSFとなり、読者を本のなかに(文字通り)引き込んでしまう流れは、本を読むものとしては身震いするくらいうれしかったりする。あとは、やはりオリジナルの筒井御大をメタ的に登場させちゃうのもアリだったかなとか思わなくもない。

2018/03/01

nobby

いやこれ極めて複雑なSF…気になることだらけのまま〈ウブメ効果〉の謎は深まるばかり。その一方でロッサが手にするツールや重要人物との邂逅やらを勢いだけで追い続けるのみ(笑)圧倒的なソレに捕まって裁判なんて展開に大鼠がちゃんと登場!そこから始まる暴力やエロにゲンナリしてたら、突如救いの彗星による無双の覚醒!「愛してるよ」から招く崩壊はスキルの無駄打ち、元い乱れ咲き!最後に無茶ぶりな大仕掛け発動して迎える終章での既視感…「大切なのは、あなたが最後まで、これを読み切るということ。」はたして自分の解釈は合ってる!?

2022/06/20

雪紫

前巻以上に少し読み落とせば振り落とされるカオス。ここまでやって大丈夫か!?とばかりに遠慮なしのロッサ&前作破壊!!<ウブメ効果>とノブの扱い酷い。悪魔過ぎるカタストロフィーからそれでなんで伏線拾い上げて綺麗に収束出来るんだよこれええ!愛って、凄いわ(白目)。この後「世界樹の棺」なの(別の意味で)マジやばいぃ。上下巻積読本登録の際読友さんが前作読んでなくても大丈夫ですか?発言してたけど、これは余裕で大丈夫。ほとんど前作キャラ出ないし、とんでもなくぶっ飛んでるから!!

2022/06/21

keroppi

なんだって、後書きによると、「ビアンカ・オーバースタディ」の後書きに乗せられて、初めて書いた小説だって⁉︎ 作者のツイッターによると、筒井康隆「創作の極意と掟」がなければ、この本が書けなかったって⁉︎ はちゃめちゃぶりも楽しく、発想の飛躍もなかなかのもの。筒井康隆のフェイクであり、メタ筒井康隆小説か。この作者のオリジナル小説を読んでみたい。

2017/11/11

宇宙猫

★★★★ 投稿作にどれだけ手を入れたか分かんないけど、ハチャメチャ具合とか筒井康隆になってる。自分のオリジナルでもこれくらい書けると楽しみな新人さん。

2017/07/06

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