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スイッチョねこ (新装版日本の名作)

スイッチョねこ (新装版日本の名作)

スイッチョねこ (新装版日本の名作)

作家
朝倉 摂
大佛次郎
出版社
講談社
発売日
1979-02-01
ISBN
9784061407978
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スイッチョねこ (新装版日本の名作) / 感想・レビュー

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とよぽん

愛らしい、という言葉がぴったりの絵本だった。「スイッチョ」と「ねこ」がなぜ結びつくのだろう?と思いながら読み始めた。夏に生まれたばかりの子ねこたち。秋がきて、いろいろな虫たちがいい声で歌う・・・。大佛次郎さんのお話の展開、朝倉 摂さんの情趣あふれる絵に引き込まれる。最後のページの幸せな余韻にひたって本を閉じた。1979年新装版の方です。

2020/09/26

ぶんこ

お母さん猫から「虫を食べるとお腹をこわすからダメよ」と言われたのに、美味しそうだから食べてやろうと待ち構えていたイタズラ好きの白い子猫。待ちくたびれて大あくびをしたらスイッチョが口の中から入ってしまいました。さあ大変。スイッチョの鳴き声がお腹からして眠ることもできません。お母さん猫の優しさ、猫親子が可愛くて癒されたのですが、図書館書庫に長い間眠っていたらしく、物凄く汚れていました。埃とカビノ臭いも凄くて、持ち帰った家族が綺麗にするのに時間をかけていました。

2017/04/19

♪みどりpiyopiyo♪

大佛次郎の愛らしい童話を読みました。画家違いで読み比べ。この本の絵は 朝倉 摂さん。彫塑家の朝倉文夫氏の長女で日本画家。■秋の昆虫スイッチョと子猫の物語です。やんちゃな子猫を気遣う母猫。言葉遣いも優しくて。■夏猫らしいシュッとした体つき、小首を傾げた仕草や あーんと大きなお口、ニャンコの目、など 猫の猫らしさが心地よく。夏草の瑞々しさ、月夜の明るさ。■子猫の驚きや 悲しさ 喜び、そして母猫の慈愛。作話者と画家の猫愛。物語の結びが自然で安心して読めました。季節の移ろいと、命の循環の物語でした。(1971年)

2019/09/08

Maki

長男、夏休み読書感想文。感想がおもしろい。この本を選んだ理由は猫がすきだから。僕だったらいたずらしない。いたずらをしてたら言う。薬はまるのみこみできる。スイッチョの鳴き声はロボットみたい。お母さんにこのいたずらな白猫にぼくが似てると言われたけど、似てないと思う。みたいなことを書いていました。やっぱ変なやつ♡

2018/09/01

ウメ

図書館の保存庫から出してもらった古い絵本なので、最終頁には手書きの貸出票がついていた。何とも懐かしい。貸出票を知らない世代も増えていくのだろうなあ。挿し絵が大変に愛らしい。猫の表情や一瞬の動きを上手に切り取る。

2017/03/05

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