天才: 創造のパトグラフィー (講談社現代新書 721)
天才: 創造のパトグラフィー (講談社現代新書 721) / 感想・レビュー
ステビア
面白い。久々にラカンでも勉強してみようかなあ
2014/02/26
げんとう
天才とはいかなるものか、何故天才が生まれたのだろうか等、具体例や、精神分析学などから読み解いていく。パトグラフィ(病跡学)を入門者にでもわかりやすく解説してある。何か創造をすることにおいて、内に潜む狂気と呼ばれるものを自ら取り込む、利用することが重要であるということに関心をもった。天才は生活環境におけるコンプレックス、精神病等狂気に触れることが多く、苦悩や葛藤を持った上で創造をしていることから、実際にそれが幸福であるのか?ということも思ってしまう。
2012/03/07
カミツレ
有名作家が多く取り上げられていて、その生きざまと、その精神様相の解説がされている。作家の伝記とは違った面白さ。読書家さんにも、精神医学に興味がある人にも楽しめるだろう一冊。
感想・レビューをもっと見る