「知」のソフトウェア (講談社現代新書 722)
「知」のソフトウェア (講談社現代新書 722) / 感想・レビュー
KAZOO
この本は知的生産の本に似ている感じがしました。かなり具体的な方法やツールを多用している気がします。これを全部真似をしたり取り入れたりすることはできませんが、この中から自分でできそうなものをピックアップして行っていけばいいのだと思います。それにしても立花さんのパワフルさは本当にすごいと感じます。
2015/12/01
徒花
おもしろかった。人間の知的作業をコンピューターのソフトウェアにたとえて、「インプット」と「アウトプット」という言葉で表現した嚆矢ともいえる一冊。ジャーナリストとして、インプットする情報をどのように収集、取捨選択するか、そしてその情報を以下に分類、整理して、最終的なアウトプットに落とし込むか、その具体的な手法が述べられている。個人的には取材の方法についてのところも、大変学びが多かった。あと、最終的に「自分のやり方を見つけろよ」というメッセージでしめられるものも、なかなか爽快。
2022/05/09
5 よういち
「知の巨人」立花隆が体験から習得した知的生産の考え方と技法を紹介。◆1984年発刊で、インターネットなどが情報源として一般的ではなかった時代に書かれたものであるが、昨今の知的生産の本の下敷きとなっていると思われる内容が多々。それゆえ今となっては基本的なことばかりではあるが、膨大な情報が溢れる現代にこそ読んでおきたい一冊。◆本を読もうとするとき、死ぬまでにあと何冊読めるかのうちの一冊として価値あるものかを吟味する。/難解な文章を時間をかけて読むことで養う集中力/どう質問するの前に、何が知りたいのかを明確に。
2019/11/07
mitei
立花隆が自分なりの勉強の仕方、情報の収拾の仕方を解説した一冊。少し梅棹忠夫の知的生産の技術を意識している感があった。
2011/04/28
ルル
内容はもちろんのこと、その表現方法までも勉強になる一冊でした(*^-^*)
2017/11/17
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