コピーライターの発想 (講談社現代新書 724)
コピーライターの発想 (講談社現代新書 724) / 感想・レビュー
momogaga
読メ開始以前の既読本。1980年代は広告の時代であり、コピーライターの発想が求められた時代だった。その中で、土屋さんのことばは私に響きました。
田氏
「なぜ年齢を聞くの」は、コピーライティングをかじれば必ず目にする一文だろう。それを書いた土屋耕一さんが、ひとことひとこと話しかけるように、丁寧に読点を置きながら綴っています。コピーライターの仕事や、頭のなかの様子や、「ひらめき」ってなんだろう、とか。その語り口が、どこか昭和の匂いというか、上物のウヰスキーみたいな香りがするところもあってね。アレッ、これはただの読みやすい文章とは違うぞ、とも思ったのだけれど。それで、こんなふうに真似して感想を書こうとしたら、これが全くうまくいかない。ことばは、難しいのです。
2018/03/31
ショーリ
糸井さんにとっての“コピーライター”である人の本。山本高史さんの本にも書いてあったけど、受け手のことを考えながら言葉を選ぶのが大切なのだなぁ。
2011/09/27
井上智華
わかりやすい言葉が使われているから、さらっと読みやすい。この本の内容を踏まえた上で、著者の今の意見を聞いてみたいです。
2010/08/23
里見リーダー
・情報洪水のなかで、溺れることなく、疲れることなく、元気いっぱいな声をあげて、器用に泳いでいるものたち。独創とは破壊である。眠くなるような決まり文句による挨拶を目の前で捨ててあげなきゃ。・広告の中で、ある言葉を使用したものは、その所有者とみなしていいだろう。・考えている頭にとっての休憩は、ほかのことを考えることである。・コピーを考えるとき核になる一群の語がきまって姿を現わす。・コピーライターは絵も描いた方がいい。ワンキャッチは、独身主義のコピー。受け手の側に座って読んでみること。応募と審査。
2009/04/06
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