ノストラダムス―予言者で奇跡の医者 (講談社 火の鳥伝記文庫)
ノストラダムス―予言者で奇跡の医者 (講談社 火の鳥伝記文庫) / 感想・レビュー
アイスマン
ノストラダムスは預言者の印象が強いが、医者としての功績も大きく、ペストでほぼ壊滅状態だった街を救った事もある。この時、ペストに感染した自分の子供の治療を優先しようとしたが、妻から「子供は私が診るから皆さんを治療してあげて」と言われ、やむなく自宅を離れた。ようやく自宅に戻ったノストラダムスの前には、すでにペストでこの世を去った妻と子の変わり果てた姿があった。妻は両手で子供を守るようにして亡くなっていたのである•••。その後、預言者となったが、62歳で亡くなるまでその心は妻と共にあったのではないか。
2016/09/01
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