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怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫 174-11)

怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫 174-11)

怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫 174-11)

作家
はやみねかおる
K2商会
出版社
講談社
発売日
2002-03-15
ISBN
9784061485778
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怪盗クイーンはサーカスがお好き (講談社青い鳥文庫 174-11) / 感想・レビュー

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ユメ

ネコのノミ取りがひまつぶしの域を超えて生きがいになっていて、ノミ取りのスケジュールに合わせて予告状を出してしまう、けれどいついかなるときも「怪盗の美学」だけは忘れない。初めて会ったときは、こんなめちゃくちゃな怪盗がいるのかと衝撃を受けたけれど、いつのまにかクイーンは、私の頭の中を「怪盗といえばクイーン」と華麗に書き換えていた。クイーンと「仕事上のパートナー」ジョーカーと「一介の人工知能」RDの関係性も懐かしく、トルバドゥールの面々と再会できて嬉しくてならない。やっぱりクイーンは赤い夢の住人だね。

2017/05/22

とも

怪盗の美学や、一風変わったことわざの解釈など、我が道を行くクイーン。振り回されるジョーカーとRDは大変だ(笑)

2015/03/03

みなみ

怪盗クイーンシリーズの一作目。クイーンと助手のジョーカー、人工知能のRDの台詞の掛け合いが魅力的で、人間らしい気遣いをするRDにほっこりした。岩清水刑事の思い出の味を完全再現できるのはすごいので、この性能を別のことに生かせればいいのにな。サーカスによって子供が笑顔になる世界線が、現実でもあってほしいと思いつつ読了。

2023/12/07

栞奈

久しぶりに読んだけどやっぱり面白かったです!成長しても面白さは変わらないって凄いですね。成長すると価値観が変わるから昔と感じたことが違うのが多いけどクイーンシリーズは変わらなかったです。東洋の神秘という言葉がいつも好きで久しぶりに読んでもこれだ!!と思ってしまいました。いつの間にか新しいのが出てたのでまた順番に読んでいこうかと

2016/01/08

じょうき

図書館本。夢水清志郎シリーズとはひと味違った雰囲気。本格を意識しない分、物語がのびのび展開していたような気さえする。想像していた以上に読後感がよかった。エピローグの光景は美しく、ほろりときた。戦争はいけない、という単純だが力強いメッセージが、明るく楽しく描かれる。お馴染みのキャラクターが登場して、おおっと思う。岩清水刑事は登場するほどに仕上がっている気がする。サーカス団の面々もいいキャラクターをしていたので、再登場してほしい。また楽しいシリーズを読み始めてしまった。

2023/10/03

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