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聖の青春 (講談社青い鳥文庫 228-1)

聖の青春 (講談社青い鳥文庫 228-1)

聖の青春 (講談社青い鳥文庫 228-1)

作家
大崎善生
出版社
講談社
発売日
2003-04-15
ISBN
9784061486140
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聖の青春 (講談社青い鳥文庫 228-1) / 感想・レビュー

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スノーマン

村山さん本人の生き生きした魅力や、病気と壮絶に闘いながら将棋と真摯に向き合った人生。読み始めから終わるまで胸が熱くなる。そして、こんな師弟関係があることに感動。どんな関係であれ、愛しい対象がいるという尊さ。私の読んだ青い鳥文庫バージョンでは全部に振仮名つきなので、是非とも子供達も読んでほしい一冊。

2019/03/14

そうたそ

★★★★★ どういう手違いか青い鳥文庫版が手元へ届いてしまったのだが、ほとんど内容に差はないかと思い、こちらを読んだ。村山聖という人物のことは知らなかったが、この作品を読むにあたって事前に彼のことを調べてみたところ、東に羽生善治、西に村山聖と言われたほどの天才であったということ。天才の夭逝という結末に当然涙は誘われる。ただ本書の凄さはそれ以上に村山と森の親以上とも言える師弟愛、そして将棋への愛を描き切ったことにあるのではないかと思う。村山聖という人間の魅力にひきこまれた。オールタイムベストに入れたい一冊。

2015/04/27

しらたま

夫が将棋ファンなので、著名な棋士の名前は以前から耳に。私が育児に追われていた時期に、こんなにも激しく人生を全うした青年がいたとは。将棋は病と闘う友であり、また蝕む敵でもあったでしょう。でもまさに命懸けでその道を歩んだ彼を支えた両親や師匠、読むだけで思いが伝わってきました。勝負で人を傷つける分弱いものに限りなく優しかった彼、純粋で無頼で多くの人を魅了した彼、。誤診?がなければ名人位を取れていただろうに。夢に向かって一生懸命頑張ることが尊い、胸に沁みました。筆者の思いのたけを込めた文章がまた、素晴らしい。

2017/02/08

まきまき

29歳で亡くなった村山九段。病と戦いながら、名人を目指す姿が力強く、また痛々しい。森先生を始め、多くの方の愛情に支えられた短い人生。棋譜を諳んじ、意識が朦朧となりながらも鎮痛剤への怒りをあらわすなど、命が尽きるその時まで名人を追い続けた執念、後半は涙が止まりません。

2016/05/29

miu

病と闘いながら29歳で亡くなった、天才棋士。映画も泣いてしまいそうなので、一人で見に行きます。森先生の「冴えんなぁ」って言葉が好きです。。

2016/10/02

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