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ねらわれた学園 (講談社青い鳥文庫 fシリーズ 231-1)

ねらわれた学園 (講談社青い鳥文庫 fシリーズ 231-1)

ねらわれた学園 (講談社青い鳥文庫 fシリーズ 231-1)

作家
眉村卓
緒方剛志
出版社
講談社
発売日
2003-07-15
ISBN
9784061486232
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ねらわれた学園 (講談社青い鳥文庫 fシリーズ 231-1) / 感想・レビュー

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亮人

今年秋にアニメ映画化されるとのことで、図書館で探してきた!眉村卓の1973年のジュブナイルSF。正当な選挙で選ばれた生徒会が秩序維持のためにパトロール員を創設し、秘密警察みたいに学園の自由を奪っていく、という序盤のストーリイテリングは滅茶苦茶吸引力があり、さすがは眉村先生といった感じ。ファッショの波はいつどこでも勃興するというのは、現代にも通じ恐ろしい。しかし物語の核になってゆく「超能力」などは、さすがに現代的でない気がする。これをどう調理してアニメにするのかが楽しみだ。

2012/05/22

小雀✡ずーっと積読減強化月……

眉村卓氏の作品が好きで読みあさっていたのに、何故か買い逃し某出版社内のすったもんだで作者が作品を全部引き上げてしまった為(?)絶版w ブコフでも見かける事が殆ど無く困っていたら『青い鳥文庫』で再販売。喜び勇んで読んだけれど、兎にも角にも映画での峰岸徹のインパクトしか残ってない(笑)

2005/10/15

橙夜(とうや)@積読消化強化中📚

【図書館】映像化にもなったけど、ちゃんと読んだ事がなかった。登場人物と同じ年代に読んだらまた違ったかもな。なんとも言えない余韻の終わり方でした。いつか、こんな事が本当に起こるかもしれない‥😱

2020/12/26

スターライト

眉村卓の代表的ジュヴナイル作品の一つ。平凡な中学と、そこに通うどこにでもいそうな中学生が主人公となり、生徒を取り締まっていく生徒会長高見沢みちるらとの対立を描いていく。かつてのNHK少年ドラマシリーズを思い出しながら、ぐいぐいと物語に引き込まれ、最後のページまで読ませる筆力はさすが。高見沢みちるのラストと、主人公・関耕児をうまくフォローする幼馴染の和美には目を引くものがあった。未読の方は、ぜひ。

2011/12/23

しろ

☆7 まさにジュブナイルSFの傑作。学園を支配しようとする超能力者に対抗して孤立するクラス。その団結力や単純さは置いといて、必死に戦う学生たちを応援したくなる。解ってくれない大人、上手くいかない会話、ままならない事態、いろんなものにまっすぐに向き合っていく姿は気持ちがいい。困難を地に足ついて乗り越えていく感じもいい。青臭くシンプルな青春ストーリーでもあるからこそ、アニメ映画化も楽しみ(解釈を変えていくらしいけど)。

2012/08/20

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