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ぼくらのサイテーの夏 (講談社青い鳥文庫 244-1)

ぼくらのサイテーの夏 (講談社青い鳥文庫 244-1)

ぼくらのサイテーの夏 (講談社青い鳥文庫 244-1)

作家
笹生陽子
廣中 薫
やまだないと
出版社
講談社
発売日
2005-02-15
ISBN
9784061486744
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ぼくらのサイテーの夏 (講談社青い鳥文庫 244-1) / 感想・レビュー

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たまきら

家のトラブルを子供に秘密にしようとする大人って、彼らのことを守っているようで軽んじている気がします。もちろん赤裸々に語る必要はないけれど、家族なら共有したほうがいいと思う。この二人の男の子たちが経験したサイテーで、後にサイコーなスタートラインとして認識されるであろう夏のお話。やまだないとさんの絵でびっくりしちゃった。2編目は絵が全然違っていて、娘は世界に入り込めず。オカンは結構こっちの話が好きかもよ~。

2023/08/06

Willie the Wildcat

心の縺れ。親子、兄弟・兄妹、そして親友。優しさと厳しさ、そして甘えと辛さ。”最適距離”の誰かが主となり、支えあう。人の痛みを知ることで、自己を振り返る。これも成長過程。2作の共通点が、”再会”。特に、木崎。心を開くことができる喜びと、ちょっとした照れ。時が経ち振り返れば、記憶に残る最高の瞬間のはず!蛇足だが「階段落ち」か・・・、懐かしい。最高何段跳んだっけなぁ?(笑)

2014/09/19

まる

小学生男子の成長物語×2。児童書としてはよくある感じだと思いますが、王道に弱いのでグッと泣きそうになったり、前向きな気持ちになったりしながら童心にかえって読みました。

2015/05/13

ステビア

表題作と「きのう、火星に行った。」の二つが収められたお得な本。どちらもかなりオーソドックスな成長物語だけど、面白かった。胸アツ。

2014/11/06

ほたて

第一印象は最悪なのに、相手を知るほどに自分のこともわかって、成長していく少年の物語が2編。宗田理「ぼくら」シリーズと間違えて借りてしまっても、きっと面白く読めると思います。妹のわたしは上の子の気持ちがわからなくて、下の子に優しくするのはあたりまえでしょ、っていう驕り?があるのだけど、上の子の複雑な気持ちがこの本を読んですごくよくわかりました。『きのう、火星に行った』は名作です。文庫2冊分が1冊で読めるなんて、青い鳥文庫お得。表紙もいいし。

2016/01/18

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