七時間目の怪談授業 (講談社青い鳥文庫 245-1)
七時間目の怪談授業 (講談社青い鳥文庫 245-1) / 感想・レビュー
杏子
山本弘さんの『BISビブリオバトル部』で紹介されていた本。なかなか面白かった。ケータイ電話に届いた呪いのメールにパニックになったはるかは、先生に没収されてしまったケータイを取り戻すためにクラスのみんなと毎日放課後、怖い話をすることになった。幽霊なんかいない。本当はいてくれた方がどんなにかよかったのに…という古田先生の想いが悲しい話だった。
2016/02/05
緋莢
11歳の誕生日プレゼントに買ってもらった携帯電話に届いた「呪いのメール」。不安でたまらない羽田野はるかは、学校で霊感の強いクラスメイトに相談をするが、その様子を担任の古田先生に見られ、携帯を没収されてしまう。9日以内に3通のメールを送らないと呪われるというのに焦るはるかは 携帯を返して欲しいと古田に懇願するが、古田から「怖い話で、先生を怖がらせたら携帯を返す」という条件を出されてしまい・・・
2015/09/01
boo
藤野恵美さんのエッセイがとても良かったのでレビューで書いたら、児童書を書いていると聞いたので読んでみました。怪談って好きじゃないんだけど、全体的なストーリーが良かったです。チェーンメールとか呪いの手紙とか昔からあるよねー。毎日ひとつずつというのも人間関係が見えるのも面白かったです。でも、つづきのシリーズを読むかというと…後回しかなぁ。
2021/03/13
ぬー
山本弘『BISビブリオバトル部』紹介本。本当に怖いものとは何なのか、最後はホロリとさせられた。児童書と侮ることなかれ。★4.0
2016/10/21
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
携帯に呪いのメールが届いたはるか。しかし、運悪く先生に没収されてしまった。返してくれるよう懇願する。すると、先生は自分に幽霊がいると思わせれば返却してくれるという。先生を怖がらせる為に、はるかは、友人と奮闘するが……。 *** 最初にひとつ。こちらの本は確かにこわい話がいくつかのっているが、純粋にこわい話ばかりが載っている怪談本とは異なる。こわい話に絡めて先生が教訓めいた話をするなど、どちらかと言えば、教育的な内容。こわい話が読みたい!という人には不向き。 呪いのメールを受け取ったはるかを中心とした
2020/02/22
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