まぼろしのペンフレンド (講談社青い鳥文庫 fシリーズ 231-4)
まぼろしのペンフレンド (講談社青い鳥文庫 fシリーズ 231-4) / 感想・レビュー
ゆう
明彦が学校から帰ると見知らぬ女の子から手紙が届いていた。文通を始めた明彦の回りで怪事件が発生し…。1966年のSF作品です。なんかこれ読んでるとペッパー君想像しちゃいました。いずれ人間はペッパー君に支配されて消されちゃうんですかねー。
2015/09/27
なー
ペンフレンド!大昔、雑誌の投稿欄に文通相手募集って載せてもらった事があります。全国各地から山ほどお手紙いただいて驚きました(^^;)住所を堂々と載せて長閑な時代だったわねえ…なんて軽い気持ちで読み始めたらカウンターを喰らいました。怖かった…。短編集で、どれも日常から問答無用でポンと全然別の次元に放り込まれるのですが、これが今のこのコロナウィルスで日々刻々と状況が変わり昨日日常だったものが今日は許されない物になる状況と似通っていてとても怖かった…。
2020/04/22
たか
なぞの手紙が届くところから文通が始まり、興味本意から、やがて感情が恐怖と切なさに変容していく… ジュブナイル小説の傑作。B評価
2017/10/24
florine
1970年の作品。携帯電話はおろか、家にもまだ電話があまり普及していなかった頃のお話。雑誌に名前と住所を載せてもらい、ペンフレンドを募って交流するのがその頃の小中学生の間で流行っていたらしい。今なら個人情報が云々でとんでもないが、よき時代だったようだ。アンドロイドの本郷令子が嫉妬の感情を持つところが印象的だった。
2012/07/27
higurashi
人間の感情を持ってしまったアンドロイドという設定はやはり良い。それにしても、主人公の状況を自分に置き換えてみると本気で怖すぎる。
2011/02/19
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