自己変革の心理学 論理療法入門 (講談社現代新書 1011)
自己変革の心理学 論理療法入門 (講談社現代新書 1011) / 感想・レビュー
やすらぎ
人間は一つの道でうまくいかなければ、他の道では生きていけないのだろうか。挫折を経験した人が、また別の道で精進して幸福を得ている例はいくらでもあるはず。…人間は、物理的世界というより、自らにおける意味の世界に生きている。愛がなければ、勉強できなければ生けていけない。確かにそうであれば人生はより楽しく快適なものになるが、それがなくても生きてはいける。…歪んだ捉え方は、どうせ思考やべき思考であなたを雁字搦めにしてしまう。すぐに自己避難するのではなく、想像力を養い、しなやかに肯定的な思考や想像の訓練を重ねていく。
2020/09/01
ヒラP@ehon.gohon
口当たりは良かったのですが、読み進むにつれ「論理療法」の説明が複雑化していきました。もっと図式化して視覚化されたいたら良かったとも思いつつ、読み返しています。
2017/04/16
riviere(りびえーる)
必要があって約20年ぶりに再読。感情の前に思考がある。従って嫌な感情を無くすにはそこに至る考え方を変えればよい。should思考をwish思考の記述に書き変える。など、論理療法の基礎を知る入門書として読みやすい。けれども、内容が古くなってしまった感は否めません。初読のときはそんなこと感じなかったのですが…。吉祥寺のクラシックという喫茶店の話題が出てきて懐かしかった!
2014/12/15
ATS
★★★論理療法の本。平易に書かれており分かりやすい。中盤から後半にかけてはやや難易度がアップするが、全くわからないということはない。めぞん一刻や人間失格、諺などを論理療法的に分析するなど工夫も凝らされているのでよい。
2018/10/23
なかなこ
私がここ数年漠然と「こうしよう」と考えてきたことがちゃんと理論としてすでにあって文章化されていた!という感じ。面白く読みました。
2014/11/09
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