日本の遊園地 (講談社現代新書 1520)
日本の遊園地 (講談社現代新書 1520) / 感想・レビュー
tegi
Aqoursぬまづフェスでよみうりランドに行ったことをきっかけに読んだ。よみうりランドについての記載は4ページほど。2000年の刊行で、現代のあまりに移り変わりのはやいエンタメ業界の雰囲気に呑まれずに通史を把握するのはとてもよい一冊と思える。将来的な展望についての記載も簡潔ながら充実しているが、そこに、変に新規なものの雑味も入っていない。電子化しておくれよ講談社。
ささ
■2000年発行。その後、たった(という感覚だが)13年足らずで、掲載されていた遊園地の幾つかが姿を消していることに改めて驚く(老舗の宝塚ファミリーランド、奈良ドリームランド等)。もはや遊園地という言葉すらも、どこかレトロな雰囲気を持つ言葉になってしまったのかもしれない。世界の遊園地の歴史から、日本の遊園地の歴史、そして、日本独自の遊具機械メーカーの発展、戦中の遊園地と、とりあげられているテーマは、非常に興味深い。特に機械メーカーの発展で名前があがっていた遠藤嘉一氏の発想力がすごい。
2013/11/28
ゆーか♡
この本は世界・日本の遊園地の起源や日本の遊戯機械の発展、歴史などを取り上げている。遊園地が時代とともに様々に変容し続けていることや テーマパークの方法論がサービス業にもいかされていること、遊戯機械が沢山の独創的なアイディアから生み出されたことを知ることができた。最初は読んでいて難しく感じたが読み進めていくうちに なるほどなと思うことが多く最終的には読んでよかったと思えた。
2016/02/24
Kenichi Yoshinaga
これ一冊あれば日本の遊園地の歴史が大づかみできる。橋爪先生の博識には毎度驚かされる。
2014/09/14
komeri
図書館本:今まで読んだ評論文の中で一番面白かったです。
2009/11/16
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