イタリア・ルネサンス (講談社現代新書 1557)
イタリア・ルネサンス (講談社現代新書 1557) / 感想・レビュー
うえ
アウグスティヌスの『告白』を読んだことをきっかけに内面への省察を深める「ペトラルカはプラトンに依拠することで、はじめて古典文化とキリスト教が統合できると信じた…一方、トマス・アクィナスは…アリストテレス哲学を活用して、キリスト教哲学を完成させた。その流れに対して、プラトン寄りのペトラルカは批判的だった…彼が理念的に論点の中心としたのがローマであった…古典文化とキリスト教の総合・調和こそが、ペトラルカのキリスト教的人文主義の土壌である。そうしたローマがイタリアにあったからこそ、彼の再生への思いが誕生した」
2015/10/02
ぞしま
トマスアクイナスがやはり気になった。メモ
2015/08/30
てつこ
ルネサンスのルーツや時代背景を紹介した本。ルネサンスに関する情報が盛り沢山で少しまとまりに欠ける印象。書かれている内容が、知識としては分かるけど、実感というか腑に落ちる程度まで理解できなくて、まだまだ勉強不足だな…と思った。
2017/05/26
やぐ
△人文主義
かみかみかみかみ
筆者は自然科学や魔術についての専門の人らしいが、ルネサンスという現象を色々な観点から眺めていて、読んでいてとても面白かった本。
2010/07/28
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