わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)
わが子に教える作文教室 (講談社現代新書) / 感想・レビュー
あかくま
「わが子を作文上手にする、親の指導法」を、パスティーシュの名手、清水義範さんが指南する一冊。大リーグ養成ギプスを考案して子供を指導した熱血オヤジ星一徹になってわが子を指導しようというコンセプトのもと、指導法を具体的にレクチャーしてくれる。清水さんは実際に12年も小学生の作文指導をしていたというだけあって、すぐに使える実戦向け。小学生の親ならば、そうそう、うちの子もこういう文を書くわ…と苦笑するはずだ。子供に向けた清水さんのまなざしが温かく、独特のユーモアがあって読んでいて楽しい。特に、男親の皆様にお勧め!
2014/06/20
Kaz
作文指導の本質を分かりやすい文体と様々な事例を基に書かれています。父親(母親)を対象に書かれてはいますが、学校の先生方にもお薦めの一冊です。文章を書くことが「楽しい」と思える子どもを一人でも増やすことができればいいなと思います。
2014/08/16
hiroshi0083
本書を手に取ったきっかけは二つある。一つ目は、本書が、「ウチの子供(息子と娘)の読書感想文対策に役立つのではないか」と思ったことだ。二人には、もうすぐ夏休みがやってくる。宿題の一つとして、読書感想文が出されることはほぼ間違いないだろう。かつて僕自身がさんざん苦労してきた読書感想文、そして子供もさんざん苦労している読書感想文について、親の立場からアドバイスできるようになるのではないか、そう思ったのだ。二つ目は、僕自身が、著者の類書『大人のための文章教室』が好きで、今でも文章を書くうえでの(コメントに続く)
2016/07/06
ひさか
随所に清水節とでも言える清水流の教育理論があり、感心してしまう。そして読みものとしても面白かった。
2013/10/06
さぜん
同じ郷里で「蕎麦ときしめん」は爆笑して読んだ記憶が・・。その後はご無沙汰でしたが、こんなことをしていたとは。小学生の作文は面白い。うちの子に指導するつもりで読み始めたけど、作文だけでなく何においても重要なのは「褒めること」なんだ。 心に留めておこう。
2011/09/21
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