老後がこわい (講談社現代新書)
老後がこわい (講談社現代新書) / 感想・レビュー
うさうさ
住宅問題、親の死、病気、葬式…老後に向き合わねばならないだろう事柄について著者の経験も交えつつ述べられている。 10年前の本だけど、内容は全く古さを感じさせず、データは現在の方がより最悪になっているだろう。 年月がたっても老後の不安はみな同じなんだな。 なるようにしかならないから、自分に出来るのは老後が来ない事を祈るのみ。
2017/08/12
かやん
香山さんのお友達世代は男女雇用均等法の恩恵を受け、比較的安定した職業についているかたが多いようですが、それぞれ独身を謳歌して、40近くなって慌てて子作りを始めたり、早期退社を示唆されて不安になったり…。それなりに老後に向けては悩ましい。お金があってもこれだもの…もっと不安定な働き方の女性はさぞかしこわいことでしょう。夫がいたって心配の度合いはあんまり変わらない我が家。なるようになるしかないとしてこの話は終わり。の本。
2014/03/13
E M !
「老後問題」について香山さんの体験をもとにかかれたエッセイのような作品。実感がないこともあるのか、全体的にあまり深く考えずに読みました。しかし、延命治療について自分と似たような考えが書かれてあり、改めてこの問題について考えさせられました。
2011/05/06
アーモンド
考えてもしょうがないと思うけど、考えておいた方がいいのだろうな。。。
2013/09/11
Tamochi
独身の女性が年を取ってから生活の質を落とさずに生きていくことがどれだけ大変か現実感を持ってわかる。生涯独身も悪くないんじゃないかと思っている身としてはぐさっとくる。 特にグサッときたのは両親(特に母親)を失った女性の心のダメージについて。 母親が大好きでしょうがないわたしはとても同情してしまう。 香山さんと両親との関係が自分の場合と似ていて他人事として読めなかった。
2012/10/18
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