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宮沢賢治: こころの軌跡 (講談社学術文庫 674)

宮沢賢治: こころの軌跡 (講談社学術文庫 674)

宮沢賢治: こころの軌跡 (講談社学術文庫 674)

作家
福島章
出版社
講談社
発売日
1985-02-01
ISBN
9784061586741
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宮沢賢治: こころの軌跡 (講談社学術文庫 674) / 感想・レビュー

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i-miya

2014.01.29(01/21)(つづき)著。 01/29 (p017) 本人が自分をどうとらえていたか。 ◎『春人と修羅』序章。 『春と修羅』このただ一冊の詩集。 26歳。 「わたくしという現象は、仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」 (あらゆる透明の幽霊の複合体) この序詞、詩人、信仰者、科学者、実践者という多面性を持ち、転身変容彼の本質の鍵。 

2014/01/29

i-miya

2013.12.21(12/21)(つづき)福島章著。 12/20 (p014) 童話作家、詩人、社会的問題特に農村問題、信仰者、仏教徒、菜食主義者、不犯の童貞、農学校教師、肥料開発者、闘病生活。 ◎多彩な生涯。 小倉豊文教授=優れた宮沢賢治研究者、理解者。 「詩人、科学者、宗教信者、行動的実践者の四要素は交錯、共存し、個としての宮沢賢治を形成する」   

2013/12/21

i-miya

2013.11.17(2013.11.17)(再読)福島章著。 2013.11.17 (解説=加賀乙彦) 加賀=東京医科歯科大学犯罪心理学教室。 福島=府中刑務所医務部精神科医官。 病跡学(パトグラフィー)の話題。 宮沢、若い頃、上京、昼間街頭布教を行い、夜は机に向かい、1ヶ月三千枚もの童謡を書いた。 こんな猛スピードは躁状態でないとできない。 漱石、『坊ちゃん』『草枕』を五日か、一週間で書き上げた(鏡子夫人、『漱石の思い出』)。 

2013/11/17

❁Lei❁

教授のオススメで読みました。宮沢賢治の生涯と作品から、彼の精神を紐解いてゆく一冊です。創作熱が高まり活動的になる時期と、深く落ち込み全く創作されない時期の波があり、その心情が詩や童話に反映されているという説には目から鱗でした。前期童話と後期童話のテンションの差や、修羅からデクノボーへの変化の謎などが綺麗に解明されています。証明の過程では様々な作品が引用され、その解釈が示されるので、賢治文学を余すことなく味わうことができました。賢治マニアだけでなく、これから賢治に親しもうとする人にも読んでほしい一冊です。

2021/12/27

i-miya

2013.11.17(2013.11.17)(再読)福島章著。 2013.11.17 (解説=加賀乙彦) 加賀=東京医科歯科大学犯罪心理学教室。 福島=府中刑務所医務部精神科医官。 病跡学(パトグラフィー)の話題。 宮沢、若い頃、上京、昼間街頭布教を行い、夜は机に向かい、1ヶ月三千枚もの童謡を書いた。 こんな猛スピードは躁状態でないとできない。 漱石、『坊ちゃん』『草枕』を五日か、一週間で書き上げた(鏡子夫人、『漱石の思い出』)。

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