KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

生きている日本語: 方言探索 (講談社学術文庫 835)

生きている日本語: 方言探索 (講談社学術文庫 835)

生きている日本語: 方言探索 (講談社学術文庫 835)

作家
柴田武
出版社
講談社
発売日
1988-07-01
ISBN
9784061588356
amazonで購入する

生きている日本語: 方言探索 (講談社学術文庫 835) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

niri

アナウンサーに東京方言(ジュ→ジの変化)は許容するのに、一方で鼻濁音ができないのは神経質に矯正される、という指摘は興味深い(最近は見直されているらしいが)。「新宿」は東京の地名だからシンジクが正しいという主張も一理あると感じる。本書で紹介されていた、西日本ではすっぱいのことを「すい」という話。私は例で挙げられていた梅干しについては「すっぱい」を使うが、酢の物については「すい」を使う。タイトルの「生きている日本語」を実感した。その他、演説言葉の「であります」が方言起源ではという話など、面白い話が沢山あった。

2019/10/05

感想・レビューをもっと見る