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時間と自由: カント解釈の冒険 (講談社学術文庫 1396)

時間と自由: カント解釈の冒険 (講談社学術文庫 1396)

時間と自由: カント解釈の冒険 (講談社学術文庫 1396)

作家
中島義道
出版社
講談社
発売日
1999-09-01
ISBN
9784061593961
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時間と自由: カント解釈の冒険 (講談社学術文庫 1396) / 感想・レビュー

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しんすけ

カントが時間の概念を呈してから250年になろうとしているが、未だに時間が常識で捉えられることがない。 カント以後にも、ベルグソン、ハイデガーがそれを語ったが、「捉えられる」ということ自体が不可能なのかもしれない。 なぜなら時間には未来がないことが明らかなのに、あたかもあるように語る安本丹が絶えることがないからである。 本書の中心に「今」がある。そして「今」が把握できないことが語られる。 当然のことだ。把握しようとした瞬間に「今」の出来事は過去のものとなるからだ。

2024/09/01

mkn 14th

再読したい

2017/04/26

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