言霊と他界 (講談社学術文庫 1575)
言霊と他界 (講談社学術文庫 1575) / 感想・レビュー
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
登録忘れ本。単行本は1990年、この文庫化は2002年。読了は2007年以前。タイトル通りの内容で言霊と他界についての日本の事例が挙げられている。全て近代で本居宣長、平田篤胤、柳田国男、折口信夫、小泉八雲、王仁三郎、北村透谷、泉鏡花、幸田露伴等々。現在でも言霊論は時々見かけるけど凡そ否定的な文脈で言及されるのでやや反感を覚える次第。内容を大分忘れているので再読したい。
海野藻屑
神とは人間の欲がつくったものだと。神聖なものだと称えられるものは人間のエゴがつくったものだと思うとグロテスクに感じる。
2017/07/01
ゆこぅ
作者にとっては言葉そのものが彼岸と出会うためのアカシックレコードなのかもしれない。音声と文字とかなのシステム、どれで捉えるかで神秘主義も見方が変わるんだなー…ていうか国学・文学・民俗学の人達って結構やばかったのか。
2015/11/24
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