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ビゴーが見た明治ニッポン (講談社学術文庫)

ビゴーが見た明治ニッポン (講談社学術文庫)

ビゴーが見た明治ニッポン (講談社学術文庫)

作家
清水勲
出版社
講談社
発売日
2006-12-08
ISBN
9784061597945
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ビゴーが見た明治ニッポン (講談社学術文庫) / 感想・レビュー

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おMP夫人

外国人の手による日本の記録は貴重だと思います。何が誤解されている(いた)のか解りますし、日本人にとって当たり前すぎて気に留めていないけれど大切なものに気付かされるからです。特に海外にとって「フシギの国ニッポン」だった時代のものほどそう思えます。この本ではひとりのフランス人の目に映った明治の日本がさまざまな形で紹介されています。日本人が残した記録からは見えてこない物もあるので、大変重要な史料だと言えます。ビゴーの視線は庶民にも多く注がれいて、特に女性を温かい目で見ているあたりはパリ生まれらしい気がします。

2013/01/27

ミナ

今回も色んな日本人の様子がわかって面白かった。特に下駄泥棒とかんざし泥棒。よくそんな一瞬間を書き留められるほど記憶に焼き付けられるなぁと感心する。そして、泥棒が自分では売りさばけないものは手紙とともに返却してくるなんて面白すぎる。

2018/01/14

そうたそ

★★★☆☆ ここ最近になってビゴー関連本を読み漁るようになるまでは、自分の中でのビゴーのイメージと言えば諷刺画家というほどのものであった。しかし、風刺画家というのはビゴーのほんの一面に過ぎない。求められるものに応じて絵のタッチを使い分け、更に簡潔な絵の中にそのものの本質を描く、そのような器用な画家こそがビゴーであったと今では思っている。本書では著者が既出のビゴー関連本にまだ収録されていないものを中心に選りすぐったイラストの数々が収められている。歴史的な記述の不正確さは著者が歴史家じゃないため仕方ないこと。

2013/08/14

osakanazuki44

フランス人風刺画家。当時の日本人には当たり前過ぎる習慣を描画。鹿鳴館、紅葉館にいるような政財界人、上流階級の日本人もスケッチ。男女混浴、壮士、女中、子守りする子供。日清戦争の従軍画家。34歳の時、17歳の日本女性と結婚。男児をもうける。後に、離婚。治外法権で日本の司法権が及ばない立場にいたので日本人・日本の政治を風刺・批判出来た。

2021/03/18

たか

ビゴー関連書これで5冊目くらいかな.

2018/01/18

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