結社と王権 (講談社学術文庫)
結社と王権 (講談社学術文庫) / 感想・レビュー
いちはじめ
赤坂憲雄が天皇制にこだわっていた時期の著作。近年の東北学関連の著作よりも、この頃の方がスリリングな論考が多かったような気がする。
2007/07/16
AR読書記録
相当苦戦しました... とりあえずメモ.「ここで大切なのは,バルトがわずかな日本滞在の見聞をもとに書いた日本文化論の,わずか1ページにも満たぬ天皇と皇居にかかわる記述が,それ以降の天皇制論のひとつの大きな流れをささえるバックボーンになってきたという,わたしたち自身の知の状況の限界であり,歪みといったものであろう」.日本人も自分たちで思っている以上に天皇(制)のこと理解していないよね.システムという意味でなく,自分にとってのそれがどういう存在であるかといった意味において.
2012/05/15
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