天上の虹 9: 持統天皇物語 (講談社コミックスキス)
天上の虹 9: 持統天皇物語 (講談社コミックスキス) / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「天上の虹」第九巻。萬葉集に収録されている、高市皇子の十市皇女を悼む挽歌。 “やまぶきの 立ち儀いたる 山清水 酌みに行かめど 道の知らなく” は、中学生の頃知って素敵な和歌だとなんとなく思っていたんですが。色々と知識を得て、山吹の花の黄色の花色が黄泉を表していて、挽歌だと知って、この和歌の背景をもっと知りたいと思ったこと、思い出しました。里中満智子さんの描く世界の高市皇子と十市皇女の感情に浸りきっています。
2024/05/13
みえ
誰が次の天皇か?誰と結婚するか?どの血筋か?大変な世界だ。
2018/06/18
どあら
十市皇女が亡くなり、死ぬ事を考える高市皇子は天皇の命令で御名部と結婚することになってしまう。(>_<)
2016/07/27
aisu
額田王(後に中大兄皇子と結婚)が大海人皇子と結婚している時にできた十市(とおち)皇女。同じ父を持つ(母の身分は低い)高市(たけち)皇子と幼なじみで仲が良かったが、中大兄の子供、大友皇子と結婚させられる。大友は壬申の乱で敗れ自害。残った十市は再び高市との愛を確かめるが許されず自害(公式記録は急病死だそうだ。実際高市との間にそんな話があったのか、里中満智子の創作なのか不明)。草壁、大津それぞれに結婚し、草壁に娘が誕生。
2023/08/13
Rico
大河ドラマのようになってきた。唯一の皇后、戦友とみなされながら、女としては愛されていない、息子(草壁)にも自立されて自身を失い病気になるきらら。いつも励ましてくれるのは賢く(きれいな)額田王。出てくる人がみんな有名人でしかも人間臭くてすごい。。
2021/07/28
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