ファウストvol4 (講談社MOOK)
ファウストvol4 (講談社MOOK) / 感想・レビュー
彼方
西尾維新の単行本未収録作品、携帯リスナー読みたさに購入、文芸合宿と小説を大体読了。競作はやっぱり『携帯リスナー』が良かったですね、単純に気持ちよい話で楽しめました、次に『新世紀~』『子供は遠く~』辺り、前の3作は淡々としてたりグロに頼ったりと今一、新世紀~は悪くない読後感ですが時間が足りなく勿体ない…。リレー小説は途中好き勝手やっててライブな面白さはありましたがなんだかなという感じも、違う順番でも読みたかったなぁ…。にしても西尾維新だけ書くの早すぎて笑えてしまった、文芸合宿だけでも読む価値がある本でした。
2016/02/20
やっす
とりあえず北山作品のみ読了。『こころの最後の距離』結末から発端へと遡っていく構成が実験的です。ミステリというよりはファンタジーだと思いますが、この肌触りはまさしく北山さんならではという感じ。『廃線上のアリア』廃線が多く残る海辺の町で起きたイルカの集団死に煙突ジャック事件、そして十字架に貫かれた男の死体。これらが組み合わさって一つの絵になる様が良かった。ただこのトリックはいくらなんでも無茶だろう!!(笑)北山さんらしい豪快すぎる物理トリックではあるけれども。(^_^;)探偵役の綿里外の造形も際立っていて◎
2014/05/29
slice
伝説と呼ばれるファウストの作家合宿と、舞城王太郎の短編目当て。作家合宿はなんというか、『乙一はずば抜けて化け物』ということを身に染みて味わった。舞城も堪能。やっぱこのころのファウストは奇跡を読んでる感じがある。
2023/09/17
ぐんちゃん
乙一・北山猛邦・佐藤友哉・滝本竜彦・西尾維新の計5人参加の文芸合宿!!!タイムテーブルを見ると1人だけ沖縄を満喫してて笑った。競闘小説では滝本竜彦さんのが一番好き。リレー小説は3人目のユヤタンが急に物語をまとめに入ったからどうなることかと思ったけど最後まで面白かった。しかし西尾維新が言っているようにもっとふざけたものを読んでみたい(笑)枕木憂士さんが細田守監督について語っているわけだがこの当時はまだ、時をかける少女はおろかオマツリ男爵と秘密の島すら公開されてないのに目をつけているのは凄いと思った。
2015/07/11
なつのおすすめあにめ
文芸合宿!スゲーっすよ。乙一は上手いし安定してる、流石です。北山さんはイジられキャラだったのか、本格的な意味で 笑。普段読まないからすごく興味がわいた。ユヤの上京とか今さら感がね…。リレー小説ではキラーパスしてたけども、ナイス。タッキーは結婚してダメになったのはマジだったようだね、この頃小説家として余裕で食っていけるレベル!他の四人に全然負けてない!西尾はホントに器用だなぁ。職人芸。この頃のJはいい仕事していたようだね。今は…どうだろ?月厨におんぶにだっこはイカンでしょ。イカンでしょ。これが七年前か……。
2011/11/28
感想・レビューをもっと見る