伊集院大介の私生活 (講談社ノベルス クA- 6)
伊集院大介の私生活 (講談社ノベルス クA- 6) / 感想・レビュー
Tanaka9999
1985(昭和60)年発行、講談社の講談社ノベルス。6編。タイトル通りの伊集院大介ものの短編集。事件が起こらない話だと妙に変人を強調されてしまう伊集院さん。短編だから仕方がないか。「伊集院大介の失敗」伊集院の探偵哲学に反するから失敗、というのは分かるが、やっぱり犯人の死が「失敗」と言い切ってしまえるものだろうか。
2023/09/19
そうたそ
★★★☆☆ 伊集院大介が登場する短編を六つ収めた作品集。どれもそんなに長くないし、サクッと読める。ミステリとしては大したことはないが、愛すべき伊集院大介という探偵の魅力にどっぷりと浸かることのできる一冊となっている。らしからぬ束の間の初恋を描いた「伊集院大介の初恋」、事件こそ起きているが、不思議とほっこりしてしまう「伊集院大介の一日」が特に印象的だった。
2024/09/14
ふぃえ
6編からなる、短編集です。軽く読めて楽しかったです。伊集院大介の変人ぶりも、だんだん慣れてきて、好感を持つようになってきました。
2022/05/04
うみ
「伊集院大介の青春」。そう、このお話が大好きだった。この森岡先生にまた会いたいと、彼と伊集院さんの再会から始まる物語は、書かれないのかなあと夢想していたことを思い出した。「初恋」、「失敗」もとても好きだ。また読もうっと。
2020/09/13
tegege
久しぶりに再読。この時代の栗本薫は文章力で読ませつつ、どっかキャラ立を積み重ね、掘り下げてる志向がほの見えて面白い。
2014/11/14
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