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花火と銃声 (講談社ノベルス アE- 2)

花火と銃声 (講談社ノベルス アE- 2)

花火と銃声 (講談社ノベルス アE- 2)

作家
泡坂妻夫
出版社
講談社
発売日
1988-06-01
ISBN
9784061813649
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花火と銃声 (講談社ノベルス アE- 2) / 感想・レビュー

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ばりぼー

およそ25年ぶりの再読。若くして引退した美貌の奇術師・曾我佳城が活躍する2作目の短編集。自身もマジシャンである泡坂妻夫氏ならではのトリッキーな作品ぞろいです。あえて衆人環視のステージ上で犯行に及ぶ必然性などの、動機の点でやや無理があることには目をつぶりましょう(笑)。マジックのネタもどこから氏の創作なのか判断がつきませんが、「だるまさんがころした」に登場するイリュージョン「夢のエキスプレス」が実在するなら、是非見てみたいものです。中では巧みなミスディレクションに翻弄されるタイトル作「花火と銃声」が秀逸。

2014/12/02

★★

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