刑事失格 (講談社ノベルス オJ- 4)
刑事失格 (講談社ノベルス オJ- 4) / 感想・レビュー
カロリーナ
☆3 太田作品はミステリなふたりの2作品に次ぎ、3作目。こちらは阿南シリーズ第1弾。ハードボイルドとミステリーの融合したようなお話。終始冬の冷たい風が吹き荒れているようで、読後感はあまり良くない。これからのシリーズで阿南はどう変わっていくのか気になります。
2012/08/12
kagetrasama-aoi(葵・橘)
阿南シリーズ、第一作。ノベルの一刷を購入して初読。92年の作品です。当時子供が10歳前後だったので、太田氏の描き出す少年少女に目を奪われ心を痛めながら読んだこと思い出しました。あれから20数年、殆ど内容は覚えていませんでしたので、十二分に楽しみながら読むこと出来ました。阿南巡査のような人お付き合いするの大変そう!でも、その頑なまでの正しくありたい心情は、いかにもハードボイルドで惹き込まれました。細野孝昭くんとのふれ合いがいいですね。結末はあんまり!阿南氏の行く末が知りたいです。
2015/04/02
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