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暗闇坂の人喰いの木 (講談社ノベルス シC- 10)

暗闇坂の人喰いの木 (講談社ノベルス シC- 10)

暗闇坂の人喰いの木 (講談社ノベルス シC- 10)

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
1993-02-01
ISBN
9784061816626
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暗闇坂の人喰いの木 (講談社ノベルス シC- 10) / 感想・レビュー

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がたやぴん

前半は長く感じたが面白かった。グロいと感じるところもあったが許容範囲。謎解きにもかなりのページ数を割いているが仕方ない。複雑なんだもん。犯人は見当違いだったし、トリックも少ししか見破れなかった。

2014/05/02

ステビア

厚さや雰囲気から京極っぽさを感じた。案外この辺から影響受けてたりして?さて今回もおなじみの大技トリックが炸裂するけど、あまり説得されなかった(笑)ちょっと偶然に頼りすぎじゃない?おどろおどろしい空気や御手洗・石岡・レオナのかけ合いなんかは良かったので及第点といったところか。

2015/02/16

りんご

おどろおどろしい人喰いの木を巡る因果な殺人事件を御手洗が解決していく話。序盤に突如挟まれた処刑のイラストや写真には思わず肝を冷やした。その甲斐もあって、物語の物騒で異常な雰囲気に終始引き込まれた。今回の話も分量としては長いが、藤並家を巡る殺人事件だけでなく、スコットランドや暗闇坂での過去の事件も同時に紐解かれていくため、長さが全く苦にならない。また今回は御手洗の名推理だけではなく、思慮と洞察力に満ちた彼の行動も魅力的なのだと思い知らされた。

2022/02/16

Chako@(旧名:かど =^ェ^=)

御手洗シリーズのヒロイン、レオナが初登場する作品だ。大楠に翻弄された人たちの悲劇は様々な要素が絡み合い、特に死体発見時の状況がどこか横溝作品へのオマージュを感じさせる。刑場だったという、土地が有する負の歴史から迷信や呪いが後世にも纏り付いてると錯覚してしまう。禍々しい処刑の解説や御手洗が言うところの、箍によって規制され自己保身が働く脳機能などの博識が陰惨な犯行を更に凄惨さを増すために添えられてるように感じた。西洋館屋根上の最初の事件と第二の事件のトリックは島田氏の他作品からの応用では?☟☟☟

2016/12/17

あや

【図書館】御手洗潔シリーズ。国を越え長きに渡って続く不可思議な事件。楠の呪いなんてあるはずないと思ってたのに、読み終えてみると禍々しい何かがあったように思えてきます。あの部屋には怖くて絶対入れません。

2012/09/20

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